若きジャズミュージシャンのための特別な5日間
2025年の「Seiko Summer Jazz Camp」(SeikoSJC)の参加者募集が、3月14日(金)10:00より開始されます。このキャンプは、ジャズの未来を担う若手ミュージシャンが集まり、世界で活躍する一流の講師陣から直接指導を受けながら、自身の演奏技術を磨く貴重な機会です。キャンプは8月11日から15日までの5日間にわたり、東京都文京区の尚美ミュージックカレッジ専門学校で行われます。
10回目を迎えるSeikoSJCの魅力
SeikoSJCは2016年にスタートし、今年で10回目を迎えます。これまでに約280名の受講生が参加し、その中にはプロとして活躍するジャズプレーヤーや、アメリカにデビューした者も含まれています。2025年のテーマは「Legacy and innovation are rooted in tradition」。ジャズの偉人たちが築いた伝統を尊重しつつ、新たな革新を目指す姿勢が求められています。このプログラムを通じて、受講生たちは多様なジャズのスタイルに対する理解を深め、自身の音楽観を広げることができます。
講師陣は世界的なジャズアーティスト
SeikoSJCでは、数々の受賞歴を誇る講師陣が指導にあたります。講師リーダーのマイケル・ディーズは、グラミー賞受賞歴を持つトロンボーン奏者であり、彼の豊富な経験から学べることは多いです。他にも、中村恭士(ベース)、クインシー・デイヴィス(ドラム)、ダン・ニマー(ピアノ)、ジョセリン・グールド(ギター)など、実力派が揃い、受講生はそれぞれのパートで高度な技術を学ぶことができます。
様々なレッスン内容
キャンプでは、多彩なレッスンプログラムが用意されており、受講生たちは「楽器別マスタークラス」「スモールアンサンブルクラス」「ビッグバンドクラス」などに参加します。楽器ごとに細かく分かれ、個別の指導を受けられるため、初心者から上級者まで、各自のレベルに応じた成長が期待できます。また、全受講生に向けた「作曲・アレンジメントクラス」や、ジャズの理論に関するクラスもあり、幅広い知識を学べる素晴らしい環境です。
受講生への特典
最終日には、受講生の演奏成果を披露するガラコンサートが行われ、最優秀賞として1名にはジャズの本場アメリカでの留学支援が授与されます。この賞には、2026年7月に開催予定の「Jazz Institute at Brevard Music Center」への参加権が含まれ、往復の航空券や宿泊費、食事代がカバーされるため、海外での貴重な経験を得るチャンスです。
募集要項
参加者の募集は、2025年3月14日から5月9日まで行われますが、応募資格は16歳から25歳までの日本国内在住者で、全日程に参加可能な方です。各パートの定員は5名を予定しており、特に興味を持たれている方は早めの応募をお勧めします。申し込みは公式Webサイトからのみ受け付けているため、詳細はそちらでご確認ください。
若きジャズの才能たちが集うこの特別なキャンプに参加することで、未来の音楽シーンを作り上げる力を身につけましょう。夢の舞台への第一歩を踏み出すチャンスです!
参加申し込み・詳細
Seiko Summer Jazz Camp公式サイト