大阪・関西万博で開催されるEU議長国記念コンサートにSynが参加決定！

大阪・関西万博ポーランドパビリオンにてEU議長国記念コンサート開催

2025年6月30日、大阪・関西万博のEXPOアリーナで、ポーランドパビリオンが主催するEU議長国記念コンサート「Symbiosis Symphony」が開催されます。この注目のイベントに、音楽制作会社Syn株式会社が参加することが決定しました。

Synの代表であり作曲家であるニック・ウッドが、提案された「世界の音を奏でるために」とのコンセプトのもと、ヨーロッパを代表するアーティストとして書き下ろしの楽曲を提供します。このコンサートは、ポーランド投資・貿易庁（PAIH）の文化外交活動の一環でもあり、万博ポーランドパビリオンの公式プログラムとして位置付けられています。

イベントは、ポーランドパビリオンのスローガン「未来を切り拓く遺産」に基づき、2023年にVariety誌によって選出された若手アーティストL.U.C.ことウカシュ・ロストコフスキが主導し、多様性、創造性、共生をテーマに展開されます。

“視る音楽”の体験

この公演では、観客は事前予約なしで入場可能ですが、6月30日の有効な万博入場券が必要です。「視る音楽」という新しい体験をテーマにしたこのステージでは、フルオーケストラによる生演奏、DJによるクラシックとエレクトロの融合、さらにはAIを用いた視覚演出にとても期待が寄せられています。

ニック・ウッドは、12のヨーロッパの歴史的テーマに基づいたシンフォニーの一部を担当し、音楽を通じて多様性・共生を具現化することに挑戦します。当日には、アカデミー賞受賞の映像制作会社Breakthru Filmsが制作した特別映像も披露され、演奏は「Rebel Babel Orchestra」と日本のアマービレフィルハーモニー管弦楽団による共演が行われる予定です。

時を超えた音のコラボレーション

公演では、古代のリズムや中世の旋律、バロック音楽、さらには現代のテクノビートまでが融合し、それぞれの時代や文化の「音」が共鳴し合う様子が描かれます。この体験は、まさに国々が調和と共生を模索する姿そのものを音楽で表現しています。

世界から集結した作曲家たち

この特別な音楽祭には、10名の国際的な作曲家が参加し、各国からインスピレーションを受けた新作楽曲を披露します。その中には、ポーランドのL.U.C.、英国のニック・ウッド、フランスやドイツの若手アーティストが病院の音楽といったジャンルを超えて集結しています。音楽の多様性を称え、互いの文化を理解し合う場としても重要な位置づけになっています。

複合的な演出と映像

このプロジェクトの演出は、文化の架け橋として歴史的な側面を持つ「Rebel Babel Orchestra」が手掛け、さまざまなジャンルが交差する現代型交響詩を生み出します。また、アカデミー賞受賞スタジオ「Breakthru Films」による映像演出が音楽と融合し、観客を夢中にさせる没入型のステージが展開されることでしょう。