令和7年度既存建築物省エネ化事業の提案が開始されました
令和7年度の省エネ改修提案募集が開始!
2023年4月18日、国土交通省は既存建築物の省エネ改修工事に関する新たな提案募集を発表しました。この取り組みは、既存建築物の省エネルギー性能を向上させることを目的としており、民間事業者を対象に幅広く支援が行われます。
事業の目的と背景
この事業の主な目的は、既存の建物が持つ省エネ性能を高めることによって、環境への負荷を軽減しつつ、エネルギーの効率的な使用を促進することです。そのためには、既存の建物の改修工事を通じて、エネルギー消費の削減を図る必要があります。特に、省エネ改修を行うことで建物のエネルギー消費量を20%以上削減することが求められています。
主な事業要件
今回の提案募集において求められる主な要件は以下の通りです。
1. 外皮の省エネ改修:窓や外壁など、建物の外皮部分に対する省エネ工事が行われる必要があります。ただし、高機能換気設備を設置する場合は、外皮改修に伴う特別な条件はないとされています。
2. 省エネ効果の基準:改修工事によるエネルギー消費量が改修前と比べて20%以上の省エネ効果が見込まれることが条件です。この基準を満たすために、外皮の改修面積が20%を超える場合には、15%以上の省エネ効果が必要です。
3. 基準の遵守:改修後は一定の省エネルギー性能の基準を満たさなければなりません。これにより、持続可能な形での建物改修が実現されます。
応募期間と採択方法
提案の応募期間は、令和7年4月18日から5月23日までです。この期間内に応募を行い、国土交通省による審査を経て、採択結果が8月頃に公表される予定です。
応募や募集要項に関しては、指定のウェブサイトを通じて確認することが可能です。提案が採択された場合、助成金等の支援が受けられ、実際の改修工事が進められます。
お問い合わせ先
応募に関する詳細やお問い合わせは、既存建築物省エネ化推進事業評価事務局までお願いいたします。公式サイトやメールを通じて、必要な情報を得ることができますので、ぜひチェックしてください。
まとめ
今回の提案募集は、環境問題への関心が高まる中で、生活の質を向上させつつ省エネを進めるために重要な一歩です。興味のある方は、ぜひこの機会に応募を検討してみてください。