ムーミン原作シリーズ80周年を迎える特別な年
今秋、ムーミンの原作シリーズが80周年を迎え、トーベ・ヤンソンの愛情が込められた作品たちが再注目されています。2025年10月24日より、新宿ピカデリーなどで「劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション」が再上映されることが決定しました。この機会に、ムーミンの魅力を再発見しましょう。
ムーミン展での特別企画
今年は「トーベとムーミン展」が森アーツセンターギャラリーで開催中です。この展覧会は、トーベ・ヤンソンの創作の舞台裏や、ムーミンの世界観に触れる貴重な機会です。8月9日はトーベの誕生日で「ムーミンの日」として、全国各地で多彩なイベントやコラボグッズが登場しています。ムーミンファンにとって、見逃せない一年となるでしょう。
戦後80年と共に考えるムーミンの物語
再上映される「劇場版 ムーミン谷の彗星」は、原作の繊細なテーマを新たに映像化したものです。この作品は、トーベ・ヤンソンが戦争や原爆についての思いを込めて執筆したと言われており、深いメッセージが込められています。1946年に書かれた原作から、ポーランド製のTVシリーズ(1978〜82年)を元に新たに編集され、カラー修正とアニメ追加が施されています。主題歌は、アイスランドの歌姫ビョークが手掛け、キャラクターたちの声には北欧の著名な役者たちが起用されています。これは、愛らしいムーミンファミリーが再び世界中の人々とつながる証拠です。
ストーリー紹介
物語は、ムーミントロールが一体何が起こったのかと驚くシーンから始まります。朝、ムーミン谷が灰色に染まっている中、彼は彗星の接近を知り、スニフと共に天文台へと向かう旅に出るのです。スナフキンやスノークのお嬢さんと出会いながら、果たしてこの彗星はムーミン谷にやってくるのか、彼らの冒険が始まります。
こちらから予告編を視聴できます。
上映情報
「劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション」は、2025年10月24日(金)より2週間限定の上映です。具体的な上映予定劇場は次の通りです:
- - 東京: 新宿ピカデリー
- - 名古屋: ミッドランドスクエアシネマ
- - 大阪: なんばパークスシネマ
各劇場での上映日や時間については、詳細を必ずご確認ください。今後、追加の上映劇場も発表される予定です。この機会に、愛らしいムーミンたちの物語を大スクリーンでご堪能ください。
製作スタッフ
製作はトム・カーペラン、監督はマリア・リンドバーグです。原作はトーベ・ヤンソンの「ムーミン谷の彗星」。英語版は75分の上映時間で、製作国はフィンランド・ポーランド・オーストリアとなっています。ユーモアと奥深さにあふれた、世代を超えた物語をお楽しみください。
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