JINSが2026年度新卒初任給を300,000円に引き上げ、グローバル人材育成を強化
JINSが新卒初任給を引き上げ、グローバル人材育成に注力
株式会社ジンズホールディングス(以下JINS)は、2025年度から新卒初任給を従来より大幅に引き上げることを発表しました。2026年4月以降、新たに「グローバル社員」として迎える新卒社員の初任給は、前期比で35,000円増の月額300,000円となります。この改定により、JINSはアイウエア業界の中でも突出した新卒初任給を実現し、優秀な人材を確保することを目指しています。
ヘルスケアに向けた人材投資の重要性
JINSが掲げるビジョン「Magnify Life - まだ見ぬ、ひかりを」に基づき、これまで以上に世界中にJINSブランドを広げるためには、質の高いサービスを提供できるグローバル人材の育成が必要不可欠です。具体的には、新卒社員が海外店舗での運営経験を積むことによって、国際的な視点を持った人材に成長することを目指しています。
2025年9月からは、店舗正社員の基本給も15,000円増加し、月額支給額は300,000円以上に設定されます。これにより、国内外問わず顧客体験を向上させるための環境を整えることが実現されます。もともとはリーダーシップを持った人材をターゲットにしていましたが、より多様な人材を受け入れる体制を構築することが求められています。
地域限定勤務の柔軟な選択肢
一方で、地域限定で勤務を希望する社員のためのキャリア選択肢も用意されています。新卒社員は原則としてグローバル社員として採用されますが、その後「リージョナル社員」として地域に根ざした勤務が可能です。この選択肢により、社員一人一人の志向に寄り添ったキャリアパスを実現しています。
2026年には新しい入社日として10月1日も追加され、留学生など多様なバックグラウンドを持つ人材の受け入れも進みます。これに伴い、国内の店舗正社員についても待遇を改善し続ける方針です。JINSは、社員の意欲と能力を最大限に引き出すため、待遇やキャリア形成において改革を推進し、グローバルな成長を目指しています。
JINSの未来に向けたビジョン
今後、JINSは国内外の店舗展開を進め、現在の509店舗といった実績をさらに拡大する計画です。また、中国や米国、台湾、香港、フィリピン、そして新たにベトナムへの進出が決まっています。これらの展開は、JINSが目指す「Magnify Life」のビジョンを実現し、より多くの人々の生活を豊かにするための一歩となります。
「人材への投資は未来への投資です。」JINSはこの信念を持ち続け、さらなる成長と拡張を目指して邁進していきます。