1965年に結成され、ロックシーンに多大な影響を与え続けているバンド、ドアーズ。その結成60周年を祝し、12月4日より『The Doors: When You’re Strange』の特別上映が全国で始まります。この映画は、バンドの成り立ちから1971年のジム・モリソンの死までの貴重な映像が詰め込まれており、トム・ディチロ監督による初の4Kリマスター版としても注目されています。
『When You’re Strange』は、ジム・モリソン自身が制作した短編映画『HWY: An America Pastoral』の映像も散りばめられており、貴重なアーカイヴ映像がふんだんに使用されています。本作品は、第53回グラミー賞において最優秀長編ミュージックビデオ賞を受賞した実績もあり、その魅力は多くの音楽ファンから支持されています。また、この映画のナレーションを務めるのは、約8年ぶりに来日した俳優のジョニー・デップです。彼はこの作品について、ロックやドキュメンタリー映画の中でも特別な価値を持つものであると語っています。
特別上映版では、ドアーズのメンバーであるジョン・デンスモアやロビー・クリーガーらが参加した「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」の新録パフォーマンスも収録されています。このライブパフォーマンスには、ルーカス&マイカ・ネルソン、シエラ・フェレル、フー・ファイターズのラミ・ジャフィーなど、豪華なアーティストたちが出演し、観客に圧倒的な音楽体験を提供します。
音楽評論家の伊藤政則さんは、ジム・モリソンを「混沌とする時代の扇動者であり、未来への不安を抱く若者たちの心を癒す詩人」と評しています。彼の言葉は、ドアーズの音楽が持つ力をまさに表しています。
この特別上映は、TOHOシネマズやユナイテッド・シネマなど、全国の多くの劇場で行われます。上映日は12月4日からスタートし、各劇場での座席予約は12月1日24時より開始されます。観客の皆さんには、この貴重な機会を見逃さぬよう、ぜひ早めにチケットを手に入れてほしいと思います。
さぁ、ドアーズの魅力を再体験するために、映画館で一緒にこの特別な作品を楽しみましょう!予告編も公開されているので、是非確認してみてください。彼らの音楽と映像が織りなすこの美しいドキュメンタリーが、あなたの心に響くこと間違いありません。今からワクワクが止まりませんね!