「AIと映画制作の未来」を探るカンファレンスに山口ヒロキ監督が登壇
アジア最大の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2025」において、映画監督の山口ヒロキ氏が特別な機会に登壇します。彼が代表を務めるガウマピクス株式会社は、東京コンテンツインキュベーションセンター(TCIC)の入居企業として、映画制作におけるAI技術の活用を推進しています。
この国際カンファレンス『AIと映画制作の未来:創造性・協働・倫理の探求』は、2025年10月26日、東京・赤坂インターシティコンファレンス the AIR にて開催されます。このイベントでは、世界中の映画監督やAI技術者、映像制作に関わる専門家らが集まり、AI技術が映像制作に与える影響や未来像について議論を交わします。
特別なパネリストとして選出された山口ヒロキ
山口監督は、このカンファレンスにおいて、10名の esteemed パネリストの一人として参加し、AIを用いた映画制作の実際に関する知見を提供します。彼の参加は、映画界において重要なステップとなるでしょう。
「AIツールを導入してから2年が経ち、技術の進化は目まぐるしいものがあります。このカンファレンスでは、各国のパネリストとの対話を通じて、創造性や倫理についての私の考えを深められることを楽しみにしています。」と山口監督は語っています。
未来に向けたディスカッション
今回のカンファレンスでは、AI技術がもたらす未知の可能性と、それに伴う倫理的な課題についても触れられる予定です。山口監督は、自身が制作したAIを活用した映画『IMPROVEMENT CYCLE-好転周期-』や、来年公開予定のAI映画『グランマレビト』の経験を基に、実際の制作現場でのAIの役割について具体的に議論します。
イベントの詳細
- - 日時:2025年10月26日(日)10:00〜13:00
- - 会場:赤坂インターシティコンファレンス the AIR
- - 主催:株式会社パシフィックボイス、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
- - チケット:9月25日(木)より予約・販売開始
この国際カンファレンスは、ショートショートフィルムフェスティバルの一環として開催され、AI技術の革新が映像表現をどう変革していくのか、業界のトレンドに大きな影響を与えることでしょう。
山口ヒロキ監督の経歴
山口ヒロキ氏は、京都府出身で、立命館大学の映画部第39代部長を務めた経歴があります。19歳で監督した作品『深夜臓器』がインディーズムービー・フェスティバルでグランプリを獲得し、彼の才能が注目されました。代表作には、『メサイア』シリーズや『血まみれスケバンチェーンソー』などがあり、数々の国際映画祭で受賞歴を誇ります。最近では、生成AIを活用した映画制作に取り組み、その成果を広く発信している注目の映画監督です。
今後の映画制作市場におけるAI技術の重要性を訴えつつ、山口監督は新しい映像表現の可能性を模索し続けています。