板橋映画上映会「おおやまレトロシネマ」2025年度ラインナップ
2025年度の映画ラインナップが決定しました。「おおやまレトロシネマ」は、板橋区文化・国際交流財団によって主催され、ミュージカルの名作『雨に唄えば』や戦後の名作『黒い雨』を含む、厳選された全10作品を上映します。この上映会のチケットは、4月11日(金)から販売を開始します。
幅広いジャンルの名作が勢揃い
今回の上映作品は、邦画・洋画を問わず幅広く、不朽の名作がそろっています。特に、無声映画特集も組まれており、フィルムでの上映が行われるので、当時の雰囲気をそのままに楽しむことができます。各作品は、1日限りのプレミアム上映会として提供され、観客に特別な体験を届けることを目指しています。
お得なチケット情報
特別な体験に併せて、お得なチケットも販売されます。30枚限定で、半額の4,000円で8回の上映会をご覧いただける「年間パス」や、2カ月セット券なども用意しています。特に、ミニコンサートやアフタートークのようなイベントも組まれ、上映作品にさらに深みを与えます。これらのチケットは、当日券も含め、開演の30分前から販売されますので、早めの来場をおすすめします。
映画の街を復活させる取り組み
「おおやまレトロシネマ」は、板橋区・大山という地域の歴史を深く掘り下げたプロジェクトです。この地域にはかつて7つの映画館が存在しており、「映画の街」として親しまれていました。その記憶を呼び起こし、復活させるために実行委員会や地域の商店街が協力して取り組んでいます。
地元との結びつき
地域密着型の映画館を目指すこのプロジェクトには、実力派の映画技術者が集い、銀行の空き店舗を活用した映画体験を提供しています。深谷シネマや鈴木映画、新日本映画社が協力し、フィルム上映による大画面と音響を駆使した映画体験が実現します。プロの映写技師が操る映写機は、観客に懐かしの映像体験を届けるための重要な要素です。
特別な映画鑑賞体験
会場では、築40年の板橋区文化会館を使用し、イタリアの映画館を彷彿とさせる美しいレンガ調の壁やシャンデリアが設置されています。そこに彩られた贅沢な環境の中、客席後方から響く映写機の音や、映像の揺らぎは、映画をより一層楽しむ要素となります。映画後には、周辺の商店街を散策し、ゆったりとした時間を過ごすことができるので、映画の余韻を楽しみながら充実した一日を過ごせます。
映画ファンにとっての特別な機会
特に、無声映画の上映時には、日本の伝統的な活弁士によるライブパフォーマンスも予定されています。これにより、鑑賞体験がさらに魅力的に演出される予定です。また、上映の合間には映画に関連するイベントも行われ、楽しみが尽きません。
「おおやまレトロシネマ」は、ただの映画上映を超えた、記憶に残る体験を提供するイベントです。映画ファンはもちろん、家族連れや友人とのお出かけにも最適です。この特別な上映会を通じて、映画の素晴らしさを再発見し、新たな感動を体験してみてはいかがでしょうか。ぜひ腕を組むように、あなたの思い出に残る映画の世界へと足を運んでみてください。