国内No.1の真贋鑑定サービス、越境EC市場に進出
IVA株式会社が運営するAI真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」が、600万人のグローバルユーザーを持つtenso株式会社の越境ECサービス「Buyee」との連携を開始しました。この提携により、Buyeeを通じての商品購入時に、フェイクバスターズによる真贋鑑定を利用できるようになります。これにより、消費者が安心して商品を購入できる環境が整い、越境EC市場の信頼性を高めることを目的としています。
越境EC市場の急成長と課題
最近の調査によると、越境EC市場は急速に拡大しており、2032年には約721.5兆円に達するとの予測が出ています。この成長の裏には、偽造品や知的財産権を侵害する模倣品の流通という課題も存在し、消費者が安全に商品を購入できる環境を作ることが求められています。そこで「フェイクバスターズ」の真贋鑑定サービスが必要不可欠となってきます。
Buyeeでの真贋鑑定の流れ
Buyeeは、海外在住者が日本のECサイトでの商品購入を支援するサービスです。真贋鑑定オプションを選択すると、フェイクバスターズによる鑑定が行われ、正規品と確認された商品だけが購入者に届けられます。もし偽物や鑑定不能と判定された商品に関しては、取引がキャンセルされ、返金されるため、消費者の安心感が増します。
出品者にとっても手続きはシンプルで、Buyeeのユーザーは商品を受け取るだけという従来のプロセスが維持されます。これにより、正規品取引がスムーズに行えるようになるのです。
提供サービスと品目
Buyeeでは、Yahoo!オークションやメルカリを通じた商品の購入時に真贋鑑定オプションが利用可能です。対象となる商品は、スニーカー、ストリートファッション、ラグジュアリーファッション、トレーディングカードなど多岐にわたります。これにより、越境ECの利用者が安心して商品を選び購入できる環境が整います。
フェイクバスターズの特長
「フェイクバスターズ」は、300ブランド以上を対象にした国内シェアNo.1のAI真贋鑑定サービスです。豊富なデータと専門的な鑑定士の知見を活かし、正確かつ迅速な鑑定を実現しています。また、近年は台湾や中国に営業拠点を設け、国際展開にも力を入れています。
CEO 相原 嘉夫のプロフィール
IVA株式会社の代表取締役CEOである相原嘉夫は、青山学院大学大学院でMBAを取得後、アパレル関連事業をスタート。その経験から「フェイク問題」に着目し、2019年に「フェイクバスターズ」を立ち上げました。現在、彼は日本国内のみならず、アジアや欧米市場の拡大にも注力しています。
結論
国内の真贋鑑定技術を駆使した「フェイクバスターズ」と越境ECサービス「Buyee」の連携は、消費者の安全をさらに強化し、健全なEC市場の構築に貢献することでしょう。今後の展開にますます期待が高まります。