ペーテル・ブノワ「レクイエム」日本初演のお知らせ
2026年の春、ベルギーの有名作曲家、ペーテル・ブノワの「レクイエム」が東京都立川市で日本初演されることが決定しました。この公演はペーテル・ブノワ研究会主催によるもので、同日は音楽愛好者にとって特別な意味を持つ日となることでしょう。
ペーテル・ブノワとは?
ペーテル・ブノワ(1834-1901)は、今から約150年前に生きた作曲家であり、ベルギーの近代フランドル音楽の父と称されています。彼の音楽は、15世紀から16世紀にかけて栄えたフランドル楽派の伝統を受け継ぎ、その中で独自の音楽文化を確立しました。特にアントワープ王立音楽院の創設は、彼の重要な功績です。しかし、現代では彼の作品を聴く機会は限られており、教育者としての名声が先行しがちです。それでも、彼の作品には美しい旋律があふれ、聴く人々の心を打ちます。
音楽的特徴
今回演奏される「レクイエム」は、ブノワが若い頃に作曲した作品です。この曲は宗教的四部作のひとつとして位置づけられ、厳粛なホルンのソロから始まり、男声合唱が続きます。聴衆はブノワの深い感性と魅力的な旋律を体験できるでしょう。ドラマティックな構成は、カトリックのミサの典礼文を基にしており、厳かさと美しさが融合しています。また、この作品は混声四部合唱と小合唱が見事に組み合わさるダブルコーラスの形態で構成されており、音楽的な迫力を高めています。
日本初演の意義
日本でブノワの作品が紹介される機会はほとんどなかったため、今回の日本初演は特に意義があります。没後125年を迎えたこの節目に、彼の代表作である「レクイエム」が日本で演奏されることは、日本の音楽界に新たな発見をもたらすはずです。この公演を通じて、ペーテル・ブノワが音楽家として持っていた魂に触れ、彼の音楽の素晴らしさを堪能していただきたいと思います。
公演概要
次に、公演の詳細についてお知らせします:
- - 公演名:PBIヴォーカルアンサンブル 第2回演奏会
- - 日時:2026年3月20日(金・祝)14:00開演、13:15開場
- - プログラム:
- 「レクイエム」(日本初演)
- 「フルートと管弦楽のための交響詩 作品43a」(日本初演)
- 「アヴェ・マリア 作品1」(全てペーテル・ブノワ作曲)
- - 出演者:指揮:小澤和也、フルート独奏:岩下智子、合唱:PBIヴォーカルアンサンブル(コーラスマスター:東原佑弥)、管弦楽:PBI管弦楽団2026(コンサートマスター:植髙岳人)
- - 会場:たましんRISURUホール(東京都立川市錦町3丁目3-20)
- - チケット:全席自由 3000円(未就学児入場不可)
- - 主催:ペーテル・ブノワ研究会
- - 後援:ベルギー大使館
- - 協賛:株式会社アイツーアイ・コミュニケーション、イシュトヴァン・ケルテス協会
音楽ファンの皆さん、この貴重な機会をお見逃しなく。私たちと共にペーテル・ブノワの音楽の素晴らしさを再発見し、感動を分かち合いましょう。