セブンイレブンと海と日本プロジェクトによる清掃活動
大分県内のセブンイレブン店舗で、海洋ごみ問題解決に向けた清掃活動が行われました。この活動は、一般社団法人うみらいふと株式会社セブン-イレブン・ジャパンが協力し、「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されました。
活動の目的
「海洋ごみの8割は街から」との言葉通り、街中に落ちている小さなごみが、将来の海洋ごみとなる可能性があります。そこで、この活動では、セブンイレブンの店舗周辺を清掃し、地域の清掃意識を高めることを目的としました。特に、駐車場や道路脇には煙草の吸い殻やペットボトルが多く見受けられ、地域の方々との交流も生まれました。
探索された現場の様子
大分中央町4丁目店では、活発な通行があるため、ごみが多く集まる傾向にありました。清掃活動が始まると、従業員たちは驚くほどの量の煙草の吸い殻やペットボトル、マスク等の生活ごみに直面しました。特に、利用者の多い店舗では、多様なごみが落ちており、周辺環境の整備が急務であることを再認識しました。
参加者の声
参加した従業員はそれぞれ感想を述べています。
- - 「毎朝の清掃をしているが、こんなにもごみが落ちているとは思わなかった。今後はもっとごみ拾いに力を入れたい。」
- - 「道路脇に落ちていたペットボトルを見て、ポイ捨てする人がいる現実に驚いた。地域全体でのごみ拾いが必要だと感じた。」
- - 「普段ごみ拾いを意識することがあまりなかったので、貴重な経験になった。」
このように、参加者は清掃活動を通じて環境問題への意識が高まったと感じています。
海と日本プロジェクトの背景
このプロジェクトは、日本財団が2018年から推進している取り組みであり、国民一人ひとりが海洋ごみ問題を自分ごととして捉えることを目指しています。私たちが清掃活動を行うことで、より多くの人々がこの問題に気づき、行動に移すきっかけとなることを期待しています。
今後の展望
今回の清掃活動は、地域の方々との新たな交流を生み出し、海洋ごみ問題に対する意識を高める一歩となりました。引き続き、地域と連携しながら、次世代に美しい海を引き継ぐための取り組みを進めていきます。この活動を通じて、地域に住む人々が自発的に環境保護を意識し、より良い未来を築いていくための動きが広がることを願っています。
私たちは、海は未来の宝物であるという観点から、今後も様々な活動を展開し、海洋ごみ問題の解決に向けた意識の普及に努めていく所存です。