ハミルトン × 小島プロダクション:記念すべき時計の展覧会
2025年6月26日に登場するゲーム『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』。その発売に伴い、ハミルトンとコジマプロダクションによる特別な展示『ボルトン デス・ストランディング2 発売記念スペシャルエキシビション』が開催される。このエキシビションでは、実際にゲームに登場する時計が現実の物として見ることができる貴重な機会となっている。
限定モデルの魅力
リミテッドエディションの「ボルトン デス・ストランディング2」は、ゲームクリエイター小島秀夫監督とアートディレクター新川洋司氏の共同制作によるハミルトンの新作だ。この時計は、近未来的なデザインが施されており、ブラックPVD加工が施されたチタニウム製のケースが特徴的である。
気になる仕様としては、36 x 48mmのサイズや、13.7mmの厚さ、さらに7つのサファイアクリスタルを用いた風防が時間の表情を多様に変化させる。また、オレンジの秒針が際立つブラックダイヤルに、80時間のパワーリザーブを持つ自動巻きムーブメントが搭載されているのだ。世界限定2,000本という特別なモデルに仕上がっている。
エキシビションの詳細
この特別なタイムピースの誕生を祝うエキシビションは、2025年6月26日から7月7日まで、ハミルトンブティック 東京 キャットストリートで開催される。入場は無料で、毎日11:30から20:00まで開かれるが、初日は15:00からのオープンとなるので注意が必要だ。
エキシビションでは、時計のデザイン過程を示す新川氏の直筆スケッチや、実際に使用されたプロトタイプが展示される。ゲームと時計、この二つの異なる領域が交差する瞬間を観ることができるので、訪れる人々にとっては忘れられない体験となるだろう。
共同制作の背景
ハミルトンとコジマプロダクションのコラボレーションは、両者が持つ異なる視点や技術によって新たな創造を生み出す場になっている。特に小島監督の独自のゲーム観と、新川氏の洗練されたデザイン能力が融合することで、ただの時計を超えた、ストーリーやキャラクターをも感じさせるタイムピースが誕生したのだ。
時計はただの時間を見るための道具ではなく、その背後にはストーリーや哲学がある。ハミルトンは、過去130年以上にわたり時計を製造してきた伝統を持ち、映画やゲームのフィールドでもその技術を活かしている。
まとめ
この特別な展示を通じて、ハミルトンと小島プロダクションのクリエイティビティと情熱を体感する機会になる。時計という一見単純なアイテムが、いかに深い物語を持つことができるのか、その可能性を感じてほしい。初夏の訪れとともに、時を超えたアートとテクノロジーの融合を体験しに、ぜひ会場を訪れてみてはいかがだろうか。