ガウマピクスが「第1回AI日本国際映画祭2025」に参加
東京都中野区に本社を持つガウマピクス株式会社が、2025年11月2日から3日まで開催される「第1回AI日本国際映画祭2025」に参加します。この映画祭は、日本で初めての本格的なAI映画に特化したイベントとなっており、ガウマピクスの専門性が光る多角的な取り組みが注目されています。
1. オープニング映像制作
まず、ガウマピクスはこの映画祭のオープニング映像を制作します。この映像は、AI技術と日本の文化を融合させたダイナミックな内容になる予定で、映画表現の持つ新しい可能性を象徴します。映像制作を担当するのは、山口ヒロキ監督で、彼の作品は国内外での評価が高く、今回の映画祭での役割に期待が寄せられています。
山口ヒロキのプロフィール
1970年生まれの山口ヒロキ監督は、立命館大学映画部の第39代部長を務めていた経験を持ち、19歳で監督した『深夜臓器』でインディーズムービー・フェスティバルのグランプリを受賞しました。その後、初の長編作品『グシャノビンヅメ』が劇場公開され、数々の国際映画祭に招待されるなど、才能を証明してきました。彼は、実写映画以外にも生成AIを取り入れた目新しい作品を制作することに積極的です。特に、最新作『IMPROVEMENT CYCLE-好転周期-』がAI映画祭に出品されており、映画祭の企画を通じて新しい映像文化の創出に寄与することを目指しています。
2. 特別招待作品『グランマレビト』の上映
ガウマピクスは、全編生成AIで制作された映画『グランマレビト』を特別招待作品として上映します。この映画は、近未来的なストーリー設定と共に、AIの可能性を追求した実験的な作品。この作品はすでに国内外の映画祭で高く評価されています。
上映情報
上映日時: 2025年11月2日(日)17:00頃
会場: Tokyo Innovation Base スクリーニングルーム(有料)
ストーリー概要
物語は、アジアの架空の島国で展開され、「自錬機械」と称されるロボットたちとその抑止を担う超能力者たちの交流を描いています。主人公の老女、レビトの葛藤と選択が未来へとつながる内容です。彼女は人間と機械の共存にまつわる問題に直面し、果たしてどんな未来が待ち受けるのかがテーマとなっています。
3. トークセッション
映画祭のクライマックスには、山口ヒロキ監督が登壇するトークセッションも開催される予定です。セッションタイトルは「AI映画『グランマレビト』の作り方」。日程は2025年11月3日(月・祝)11:30から、Tokyo Innovation Baseのメイン会場で行われます。これは無料で参加できるため、多くの映画ファンとクリエイターにとって貴重な機会となるでしょう。
今後の展望
今回の「第1回AI日本国際映画祭2025」での取り組みは、ガウマピクスとして新たな挑戦であり、未知のツールである生成AIを映画という表現形式にどう結びつけるかが課題です。オープニング映像、特別上映、トークセッションを通じて、観客と共にその可能性を探っていくことを目指しています。
ガウマピクス株式会社の概要
ガウマピクス株式会社は映画やドラマなど多岐にわたるジャンルの動画制作を行う企業です。今後も生成AIを駆使した新しい映像体験の創出に期待が寄せられています。
今後のAI映画祭は、新しい映像文化を探る重要なイベントとなるでしょう。期待を胸に、私たちはその動向を見守り続けます。