絶滅危惧種音楽を未来へ「繋ぎプロジェクト」始動
2026年1月22日、東京・渋谷で「絶滅危惧種音楽を未来へ繋ぎプロジェクト」が開催されます。このプロジェクトは、消えゆく日本の伝統音楽を後世に残すことを目的にしたもので、第一回は琉球胡弓奏者の上地呂敏をゲストに迎えます。
プロジェクトの背景
日本の文化は、時代の変化とともに少しずつ失われつつあります。明治維新以降150年が経過し、生活が便利になる一方で、江戸時代までに築かれた「日本的な」モノやコトが次第に姿を消しているのです。絶滅危惧種コンサート制作委員会はこうした状況に危機感を抱き、消えゆく音楽の存在を多くの人たちに知ってもらい、持続的な文化の保存につなげようと活動しています。
イベント詳細
イベントのタイトルは『継承への布石「ご存じですか?琉球の胡弓を。」』で、渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホールにて開催されます。開場は18:30、開演は19:00。上演時間は約1時間35分となります。
出演者には、八橋流箏曲のてん・仁智、平家の田中奈央一、普化宗尺八の彈眞空が名を連ね、ゲストには琉球胡弓の上地呂敏が登場します。
演目には、八橋流箏曲《菜蕗》や平家《那須与一》、普化宗尺八《明暗乃調》《眞虚空一》など、各種貴重な音楽が披露される予定です。特に上地呂敏の琉球胡弓《二揚げ仲風節》は見逃せません。
チケット情報
チケットは「カンフェティ」にて販売中で、料金は全席自由3,000円(税込)です。購入方法については、カンフェティのウェブサイトで詳しい情報が案内されています。
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未来に向けて
「絶滅危惧種音楽を未来へ繋ぎプロジェクト」は全7回のシリーズとして展開されます。このプロジェクトを通じて、多くの人々に日本の伝統音楽の重要性を伝え、未来の世代に残すための活動が行われます。第一回の特別なパフォーマンスを通じて、皆さんも日本文化への理解を深めてみてはいかがでしょうか。絶滅危惧種の音楽を通じて、新たな感動を感じられるはずです。