ヤマハからクラシックオルガン「Sonare」シリーズ登場
株式会社ヤマハミュージックジャパンが、バイカウント社製の新しいクラシックオルガン『Sonare(ソナーレ)』シリーズを2023年8月31日に発表しました。このシリーズは、クラシックオルガンの中でもミドルクラスに位置づけられ、後継モデルとして期待されています。
新技術「AcuSphere」による音場体験
『Sonare』シリーズの大きな特徴は、音場をシミュレーションする新技術「AcuSphere」の導入です。この技術により、サラウンドシステムが実現されており、特に『Sonare 65』は14個、『Sonare 40』は10個のスピーカーを持ち、リスナーを包み込むかのような豊かな音の広がりを提供します。
独自のモデリング音源「フィシスプラス」
また、『Sonare』には、バイカウント社が特許取得した「フィシスプラス」という技術が採用されています。これはモデリング音源を用い、パイプオルガンのリアルな響きを再現するために開発されました。音の立ち上がりやノイズを巧みに調整し、まるで実際のパイプオルガンのような臨場感を感じることができます。
便利な「パイプセット」機能
音色設定を簡単に呼び出せる「パイプセット」機能も評判です。これにより、バロックやロマンティック、シンフォニックといった異なる音色のプリセットへスムーズにアクセスできるほか、演奏者自身が自由に4つのパターンを設定可能です。
ユーザーに優しいコンビネーションメモリー
さらに、6,000種類の音色設定を保存できる「コンビネーションメモリー」は、特に多様な楽器を使用する結婚式場や公共施設等での運用において非常に有用です。簡単な操作で設定が保存・呼び出しできるので、複数の奏者が同じ楽器を使用するシーンでも快適に演奏できます。
快適な演奏体験を支える多彩な機能
『Sonare』シリーズは、演奏者の快適さを考慮し、様々な機能を搭載しています。「交換ボイス」や「音色ニュアンスのパラメーター設定」など、演奏する際に便利な機能が充実。加えて、『Sonare 40』には「フットピストン」の機能も加わり、演奏スタイルの自由度がさらに広がっています。
幅広いニーズに応える2モデル
今回リリースされるのは2種類のモデル、手鍵盤2段と足鍵盤30鍵の『Sonare 40』、手鍵盤3段と足鍵盤32鍵の『Sonare 65』です。これにより、個人の愛好家から専門家、さらには結婚式場やホテル、教会、学校など、様々な利用シーンに応じた選択肢が提供されます。
まとめ
『Sonare』シリーズは、ヤマハミュージックジャパンが誇る新たなクラシックオルガンとして、音色の多様性や演奏の快適性が大幅に向上しています。バイカウント社の高い技術力に裏打ちされたこの製品は、音楽愛好者にとって新たな可能性を広げるものとなるでしょう。
詳しい仕様や試弾の情報は、公式ウェブサイトもしくは特設試弾室で確認できます。