軽音楽部の若き才能が輝く「we are SNEAKER AGES」全国大会レポート

軽音楽部の若き才能が集結！全国大会「we are SNEAKER AGES」

2024年12月22日、「we are SNEAKER AGES」全国大会がグランキューブ大阪で開催され、377校の中から選ばれた20校がステージで輝かしい演奏を披露しました。この大会は、軽音楽部に所属する生徒たちが学外で演奏する機会が少ないことから、2021年に「軽音楽部の甲子園」として始まりました。

大阪芸術大学がトップサポーターとして1997年からこの大会を支援しており、参加校の多様性と競争の激しさが年々増しています。今年も全国各地から集まった生徒たちが息をのむようなパフォーマンスを展開しました。特に今年は、関西から初の中学校である枚方市立招提中学校が見事に「大阪芸術大学賞」を獲得し、注目を浴びました。

全国大会のスタイルは、ボーカルが含まれる軽音楽スタイルであれば演奏形式に制限はなく、各校は自校の魅力を3〜5分間の自由曲の中に凝縮し、観客に届けます。大会においては、「グランプリ・文部科学大臣賞」や「ベストサポーター賞」など、7つの賞が贈呈され、演奏力やエールの素晴らしさに基づいて選ばれました。

注目のパフォーマンス

招提中学校は、楽曲『負け犬にアンコールはいらない』のパフォーマンスを通じて、若者の心の葛藤を表現しました。可愛らしい犬耳のカチューシャを着けた彼らは、演奏中にそれを捨て去るという演出を行い、本来の自分に成長する姿を見せつけました。このように、音楽と演技を融合させた演出は、観客に深い感動を与えました。

部長の杉本さんは、「短い練習時間で充実した成果を上げることができました。支えてくれる皆さんに感謝しています」と感極まった表情を見せました。同級生から贈られた千羽鶴や応援ビデオに感謝の気持ちを述べた副部長の宮崎さんは、「たくさんの人に応援してもらって、感謝の気持ちでいっぱいです。今日は心から楽しむことができました」と語りました。彼らの言葉からは、仲間との絆や応援の力強さが伝わってきました。

インターネット特別番組の放送

また、1月28日から2月25日まで、「we are SNEAKER AGES」のグランプリ大会出場校の演奏やインタビューを放送する特別番組がラジオ大阪でオンエアされます。毎週火曜日の17時15分から放送される30分間は、全国大会の感動が蘇る貴重な時間です。音楽に情熱を注ぐ若き才能たちの姿を、ぜひお楽しみください。

大阪芸術大学は引き続き、コンクールやプロジェクトを通じて未来の才能たちをサポートし、自らの夢を掴む手助けをしていく意向を示しています。音楽の力で繋がる友情や感動は、彼らの日々を豊かにしていくことでしょう。