オリスジャパン株式会社が創立121周年を迎え、新しい取り組みとして「Oris Tomo」パートナーシップをスタートさせました。このパートナーシップは、同社の新しいブランドの目的や価値を体現する才能あふれる人々を選定し、彼らとのコラボレーションを通じて、社会にポジティブな影響を与えることを目指しています。
「Oris Tomo」とは、親しみを感じられる仲間という意味を持つ名称で、多様な分野で活躍する個々のパートナーとの協力が強調されています。オリスは2025年にブランドの新たなパーパスである「人々を笑顔にする(Make People Smile)」を宣言する予定で、その中で大切にしたい3つの価値観、すなわち「コミットメント」「好奇心」「コミュニティ」を基盤に置いています。
具体的にパートナーとして迎え入れたのは、ピアニストの西川悟平氏、画家の真田将太朗氏、そして女性レーサーの織戸茉彩氏の三名です。それぞれの分野での実績や情熱をもとに、オリスジャパンのブランドメッセージを広め、共に新しい価値を生み出していくことを期待されています。
パートナーの紹介
西川悟平氏は、大阪出身のピアニストとして知られており、15歳からピアノを始め、カーネギーホールでの演奏を果たすまでに成長しました。彼は一時的に指の運動を失ったが、リハビリを経て再び演奏を行うことができるようになり、その経験を通じて「夢をあきらめないこと」の重要性を全国の子どもたちに伝えています。彼の音楽は多くの人々に勇気と希望を与えており、Orisの理念を具現化する存在といえるでしょう。
真田将太朗氏は、独特の視点から時間や重力を画で表現する若手アーティストとして注目されています。彼は東京藝術大学を卒業し、作品はGoogle JapanやJR東日本などに提供されるほどの評価を受けています。彼は「風景を作り上げる時間」をテーマにし、Orisのブランドと相性の良いビジュアルアートを通じて、時間の持つ美しさを発信していく意向にあります。
織戸茉彩氏は神奈川出身の女性レーサーで、プロのレーサーである父の影響を受けて自らもレースの道を選びました。彼女は女性レーサーとしての地位を築きつつ、若い世代や女性に向けて車の楽しさを伝えるインフルエンサーとしても活動しています。織戸氏は、単なるレース活動にとどまらず、時計の魅力とそのデザインを通じて、生活の一部として時計を愛用する楽しさを広めたいと考えています。
オリスジャパンの代表取締役社長ロベルト・プレイタヴィノ氏は、各分野で信念を持って活動する彼らとパートナーシップが結べたことを大変喜んでおり、今後のコラボレーションを通じて時計の魅力を届けられることを期待しています。選ばれたパートナーたちとの活動は、今後のオリスジャパンに新たな潮流を起こし、愛好者やアートに興味を持つ人々にとっても新しい試みとなるでしょう。今後の展開にもぜひご注目ください。