サロンフィルムズが日本市場に進出!
香港を拠点にしたサロンフィルムズが、ついに日本での香港映画の配給・宣伝事業を本格的に始動します。サロンジャパン株式会社として設立された日本支社は、東京にオフィスを構え、香港の映画作品を日本の観客に届けることを目指しています。
サロンフィルムズの歴史
1959年に設立された香港沙龍電影有限公司(Salon Films (H.K.) Ltd.)は、国際映画製作の世界で65年以上もの歴史を持つ老舗企業。『死亡遊戯』や『花様年華』など、数々の名作を手掛け、その技術力や制作支援は世界中で評価を得ています。近年では、テレビCMからデジタルコンテンツ制作、ライブ配信など、ビジネスの幅を広げています。
香港映画の魅力とサロンジャパンの戦略
サロンジャパンは、2024年に予定している香港映画の共同配給を皮切りに、日本市場への本格的な配給・宣伝を行う計画です。これにより、香港映画の豊かな文化を日本の観客にも対面させていくことを目指します。
さらに、国内の配給会社や劇場関係者との連携を強化し、多様な作品のラインナップを提供するとともに、劇場文化の発展に貢献する意志を表明しています。
注目の作品、香港映画『ラブ・ライズ』
サロンジャパンが手掛ける最初の作品は、香港映画『ラブ・ライズ(原題:我談的那場戀愛、英題:LOVE LIES)』です。この映画は、第43回香港電影金像奨で6部門にノミネートされ、また第61回金馬奨でも2部門にノミネートされるなど、その質の高さが証明されています。
本作はロマンティック・コメディでありながら、オンライン詐欺や孤独といった現代的なテーマに焦点をあて、「香港式ロマコメ」という新しいジャンルにも挑戦しています。特に日本でも幅広い世代からの支持を得ており、あいち国際女性映画祭2025でも海外招待作品としての上映が決定しています。
公開時期は未定だが期待大
『ラブ・ライズ』の日本での公開時期などの詳細は、今後発表されるとのこと。香港映画の多様な魅力が日本のスクリーンに取り入れられる日が待たれています。
会社概要と問い合わせ
サロンジャパン株式会社は、東京都中央区に拠点を置き、映像関連のビジネスを展開しています。興味のある方は、公式サイトやメールでの問い合わせをぜひご検討ください。
- - 社名:サロンジャパン株式会社(Salon Japan Co., Ltd.)
- - 所在地:東京都中央区日本橋兜町5-1 兜町第1平和ビル3階
- - 代表者:汪 アンドリュー
- - 設立:2001年11月28日
- - 資本金:1,000万円
- - 公式サイト:サロンジャパン
今後の発展が楽しみなサロンジャパンが、日本と香港をつなぐ架け橋となることを期待しています。