元TBSアナウンサー堀井美香、初舞台に挑む!
元TBSアナウンサーの堀井美香が、初めての舞台に立つことが決定しました。彼女が主演を務める作品は、ドイツで注目されている女性作家ニノ・ハラティシュヴィリによる『フェードラ-炎の中で-』。深作組が手掛け、東京・表参道にある銕仙会能楽研修所と水戸芸術館の能舞台で日本初演となります。
ドイツ・ヒロイン三部作の最終章
この公演は、2021年以降に立て続けに上演してきたドイツ戯曲の集大成ともいえる『フェードラ-炎の中で-』で、深作組の「ドイツ・ヒロイン三部作」の完結篇です。翻訳は第16回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞した大川珠季が担当し、演出を手がける深作健太は、現代の社会問題を鋭く描くストーリーに挑戦します。
主演の堀井美香さんはどんな役柄に?
堀井美香が演じるのは、アテネの王妃であるフェードラ。彼女は新たな人生の喜びを求め、若き美少女ペルセアに惹かれていきます。この作品では、女同士の激しい愛情と葛藤を通じて、心の奥深くでの葛藤が描かれています。この舞台は、堀井にとって初めてのストレートプレイであり、変化に満ちた一歩を踏み出す彼女に注目が集まります。
期待が高まる共演者たち
堀井の共演者たちも豪華です。アカマース役には人気声優の市川蒼、デモフォーン役に白又敦が名を連ね、ペルセア役には若手演技派の佐竹桃華が挑みます。さらに、宮地大介や加藤頼といった、実力派の俳優たちが脇を固め、作品の魅力を倍増させます。
公演情報
東京公演
- - 日程:2025年6月26日(木)~6月29日(日)
- - 場所:銕仙会能楽研修所(東京都港区)
水戸公演
- - 日程:2025年7月5日(土)・7月6日(日)
- - 場所:水戸芸術館ACM劇場(茨城県水戸市)
制作陣も期待の顔ぶれ
作品の音楽や演出には、深作健太を始め、照明や音響、衣裳、ヘアメイクまで多彩なスタッフが揃い、舞台の完成度を高めることでしょう。
見逃せないこの機会
堀井美香は「一人で続けてきた語りの舞台とは異なる、この初めての演劇で自分を皆さんに見て頂きたい」と語っています。深作健太も、「現代のタブーを支えるドイツ演劇の最新作を観て欲しい」と期待を寄せています。
この特別な舞台の上演がどのような結末を迎えるのか、ぜひお楽しみに!