JOYSOUNDが発表した2025年のカラオケ年間ランキングが話題です。
このランキングは、カラオケ・ソーシャルメディア "うたスキ" の会員の歌唱データに基づき集計されたもので、10代から60代までの各世代における人気楽曲が明らかにされました。結果、注目のヒット曲としてMrs. GREEN APPLEの「ライラック」が20代から40代で圧倒的な支持を受けて1位に輝きましたが、10代では驚くことに、ポルノグラフィティの名曲「サウダージ」が首位を獲得しました。これは、SNSの影響を受けて若者に再注目されたことが要因と考えられます。
特設ページでは、年代別のランキングが公開されており、カラオケに行く機会が増える忘新年会シーズンには必見の内容となっています。男女別のランキングも用意されており、同世代の選曲に迷った方々にも有益な情報を提供しています。
年代別カラオケランキング
10代 - SNSから生まれる新しいトレンド
10代では、SNSや動画サイトの影響で新曲が人気を集める傾向が強いです。今年のランキングでは、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」を抜いてポルノグラフィティの「サウダージ」が首位に立ちました。リリースから25年を経て、今なお2億回以上のストリーミング再生数を記録しており、耳馴染みのある名曲としての地位を確立しています。また、VOCALOID楽曲も引き続き人気が高く、DECO
27の「モニタリング」などがランキング入りしています。
20代 - 幅広い音楽ジャンルを楽しむ世代
20代ではMrs. GREEN APPLE「ライラック」が1位に輝き、次いでバルーンの「シャルル」とDECO27の「モニタリング」が2位と3位を占めています。特に、TikTokで口コミが広がったAKASAKIの「Bunny Girl」が急上昇し、7位にランクインしました。音楽のトレンドに敏感な世代である20代は、アニメソングやVOCALOIDといったジャンルを好む傾向があります。
30代 - アニメソングの影響が強い
30代においては、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」が男女共に首位を獲得しました。この年代ではアニメ関連曲の人気が高く、TOP20のうち半数以上がアニメの主題歌となっています。特に、和田光司の「Butter-Fly」がランキングに返り咲くなど、SNSの影響も顕著といえるでしょう。
40代 - カラオケ定番曲に支持
ポルノグラフィティの「サウダージ」や米津玄師の「Lemon」など、カラオケで歌われる定番曲が依然として人気です。Mrs. GREEN APPLEに加え、近年のヒット曲も好まれる傾向が見られます。幅広い選曲が彼らの楽しみ方の一つです。
50代 - 名曲を愛する世代
50代では、往年の名曲と近年のヒット曲がミックスされて人気を誇っています。特に、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」が長年愛され、カラオケランキングでも常に高評価を受けている名曲です。最新のヒット曲に対するオープンさも特徴です。
60代 - 演歌・歌謡曲の強さ
60代では、演歌や歌謡曲が支持されており、薬師丸ひろ子の楽曲がトップに立っています。この世代の楽曲は長年のヒット曲が多く、耳馴染みのあるメロディが親しまれています。
このように、2025年のカラオケ年間ランキングは、各世代の音楽トレンドと好みを反映した結果となっています。年末の忘年会や新年会では、これらのランキングを参考にして、世代間の設定が楽しめる今後のカラオケの選曲が期待されます。