ファミマギャラリー開催
2025-07-31 10:51:32

障がい者アーティストの作品がコンビニを彩る「ファミマギャラリー」独自の取り組み

障がい者アーティストの作品がコンビニを彩る「ファミマギャラリー」独自の取り組み



株式会社ファミリーマートは、宮城県内で障がいを持つアーティストによる作品を展示する「ファミマギャラリー」を8月1日(金)から開催します。昨年の好評を受け、再び複数店舗で展覧会を実施することとなり、地域社会とのより深い繋がりを目指しています。

この取り組みは、社会福祉法人 仙台市手をつなぐ育成会家族会及び宮城県立名取支援学校との連携によって実現しました。コンビニエンスストアでアートを展示するというユニークな試みは、障がい者の社会参加や自己表現の機会を提供することを狙いとしています。地域社会に根ざした企業として、多様な人々が活躍できる環境を整え、新しい社会の形成を目指します。

展示される作品の魅力



展示される作品の中から特に注目されているのが、以下の2点です。まずは、「ねこ」という作品で知られる塗敦子さんの作品。彼女はダイナミックな背景の中に、優しいタッチで布団の上の猫を描き出しました。彼女の作品は、力強さと柔らかさが共存する魅力的な都市風景を演出しています。

次に、蒲生田恒太朗さんの「トリケラトプス」。彼は力強い顔立ちの恐竜を描き、見る者にその魅力を伝えています。噴火する火山を背景に、自らの想いを込めて描かれたその作品は、観賞する価値があります。

これらのアート作品は、ウィルスやストレスに対するカウンターとしても意味を持ち、様々な視点からのアプローチが可能です。アートが人々を結びつけ、コニュニケーションの触媒として機能していることを示しています。

参加機関の想い



ファミマギャラリーの開催に当たり、仙台市手をつなぐ育成会家族会の町田有希子会長は、展示の機会を提供してくれたファミリーマートに感謝の意を表しています。「作品には子どもたちの想いや感性が込められており、その価値を多くの人に知ってもらえることが私たちの願いです」と語ります。これは、障がい者が自らの能力を発揮する機会を増やすとともに、社会全体の意識を変えていく重要なステップであると言えます。

また、名取支援学校の校長である大山直樹氏も、展示を通じて学習活動の様子を広く知っていただけることが嬉しいと語っています。「多くの方に子どもたちの作品を見てもらうことで、地域との信頼関係を築けるきっかけになることを期待しています。」

「ファミマギャラリー」の意義



「ファミマギャラリー」は、障がいのある方々が自らの視点で描いた絵画を通じて、さまざまな人々に障がいに対する理解を深めることを目的としています。これまでに全国各地で展開してきたこのイニシアティブは、今回で11回目を迎えることができ、多くの企業や団体と協力して、地域内でのダイバーシティとインクルージョンの推進に貢献しています。

ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という理念のもと、地域に密着し、全ての人々が心地よく過ごせる場所を提供することを目指します。今回の「ファミマギャラリー」は、そんな思いを実現する大きな一歩ともいえるでしょう。

開催情報



「ファミマギャラリー」は、以下の店舗で開催されます。是非、足を運んでみてください。
  • - ファミリーマートプラスCOOP鶴ケ谷店
住所:宮城県仙台市宮城野区鶴ヶ谷二丁目1-15
  • - ファミリーマート宮城野通駅前
住所:宮城県仙台市宮城野区榴岡四丁目6番1号東武仙台第1ビル1階
  • - ファミリーマート仙台クリスロード
住所:宮城県仙台市青葉区中央二丁目5-8実業興産ビル
  • - ファミリーマート名取高舘吉田
住所:宮城県名取市高舘吉田字野来29-1
  • - ファミリーマート南仙台駅西口
住所:宮城県仙台市太白区西中田4-11-6

地域の方々には、障がい者のアートを通じて、彼らの魅力や可能性をより多くの人に知っていただけると幸いです。この機会を通じて、共に成長し、支え合う社会を築いていきましょう。


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