『Songbird』リリース
2025-10-03 11:23:05

ウェイロン・ジェニングス未発表音源集『Songbird』がリリース

ウェイロン・ジェニングスの魂が宿るアルバム『Songbird』



2023年10月3日、カントリー界のスーパースター、ウェイロン・ジェニングスの未発表音源をまとめたアルバム『Songbird』がリリースされました。このアルバムは、彼の息子であり、3度のグラミー賞受賞歴を持つアーティスト、シューター・ジェニングスによってプロデュースされたものです。亡き父の音楽を新たな形で世に送り出す意義は、彼にとっても特別なものであることでしょう。

アルバムの特徴と収録曲



『Songbird』は、彼の完全未発表音源を集めた3枚組アルバムシリーズの第一弾で、1973年から1984年にかけてウェイロン・ジェニングスと彼の長年のドラマー兼プロデューサーであるリッチー・オルブライトの手により制作された音源が収められています。

収録曲としては、先行シングルでも発表されたフリートウッド・マックの名曲「Songbird」をウェイロンがカバーしたバージョンや、1978年のアルバム『I’ve Always Been Crazy』のセッションから「The Cowboy (Small Texas Town)」が含まれています。これらの楽曲は、時代を超えてリスナーに感動を与え続けることでしょう。

シューター・ジェニングスのコメント



シューターはこのアルバムについて、父の帰還を祝福する作品として位置づけ、次々と未発表音源が明らかになることを秋以降に期待しています。「このプロジェクトを通じて、父が音楽を作り続けた理由に新しい理解を得た」と語ります。

アルバムリリースの背景



『Songbird』は、シューター・ジェニングスが新たに編纂・ミックスを行い、ハリウッドの伝説のスタジオサンセット・サウンド・スタジオにて完成させました。このレコーディングにはウェイロンのバックバンドであるザ・ウェイラーズのメンバーや著名なゲストミュージシャンも参加しており、それぞれの音がウェイロンの情熱とともに息づいています。

アルバムの正式発表は、シューター自身が主催したウェイロンの誕生日パーティーで行われ、カントリー・アメリカーナ界の多くのアーティストたちと共に一夜限りのライブパフォーマンスを披露しました。

歴史的な音楽の継承



ウェイロン・ジェニングスは、テキサス州に生まれ、早くから音楽の道を歩んできました。彼はナッシュヴィルの保守的な音楽スタイルに対する反抗から、自らのスタイルを確立し、アウトロー・カントリーのムーブメントの一翼を担いました。このような背景を知ることで、『Songbird』が持つ音楽的価値がより一層理解できるはずです。いかにしてウェイロンが時代を超え、今なお多くのアーティストに影響を与えているのか、その答えはこのアルバムの中に詰まっているのです。

終わりに



『Songbird』はただの音楽アルバムではありません。それは、ウェイロン・ジェニングスの遺産と彼の音楽に対する深い愛情が詰まった宝物です。これからも新たな音源が登場することが待ち遠しく、ウェイロンの音楽が持つ力を多くの人々と分かち合うことができるでしょう。彼の音楽がこれからどのように受け継がれていくのか、注目です。

公式サイトや音楽配信サービスでの試聴、購入も可能です。ぜひこの機会に、ウェイロン・ジェニングスの音楽に触れてみてはいかがでしょうか。


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