「急に行く道がガーンと曲がった感じがした」
そう語る伯山は、心の中に深い喪失感を抱えながら、生きることの意味を考え続けたと言います。中学生になってもその感情は消えず、それに対する答えを模索しているうちに、友人から誘われて初めて浅草演芸ホールで落語を観たことが、彼の人生のターニングポイントとなります。「めちゃくちゃ面白かった」と当時の衝撃を振り返る伯山の言葉には、今でも彼が持っている講談への情熱が滲み出ています。
「誰もいないんなら、俺がやる」
その言葉が彼を講談へと導いたのです。



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