のんが語る、史上初の女性棋士に挑戦する新ドラマの見どころ

のん、史上初の女性棋士を目指すキャラクターで特訓

新しいテレビオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』が2025年9月29日から無料配信を開始するにあたり、イベントが行われました。この作品には、主演ののんをはじめ、藤木直人、倉科カナ、奥貫薫、森愁斗など豪華キャストが登場し、観客とのトークセッションが繰り広げられました。

ドラマの内容とキャストの意気込み

のん演じる国見飛鳥は、歴史上初の女性棋士になることを目指す役どころ。この役に対してのんは、「将棋はまったくの未経験で、駒を触るのも初めて」というストイックな姿勢を示し、役作りのために朝食を取る時間やテレビを見るときにも将棋の駒を扱っていたことを明かしました。その猛特訓ぶりには観客も驚愕しました。

「1日100回駒を打つ練習をしたら、必ず上達する」と聞いたのんは、自ら意識的に将棋盤に触れる時間を作り、役に臨んだようです。彼女は「笑顔がなく、ぶっきらぼうなキャラクターは今まで演じたことがありませんでしたが、飛鳥の魅力を引き出す演技を頑張りました」と語りました。

藤木直人は、飛鳥のバディを演じる藤堂成悟役として初共演を果たします。「のんさんを見て、実在するんだと思った」との感想を述べつつ、飛鳥からはカッコ良い一面が見て取れたようです。西岡德馬からは「彼女が誰かに似ている」との話も出て、孫に似ていることを知ったのんは感激していました。

ストーリーと感情の振り子

物語は、飛鳥が父・彰一と母を失い、孤独に立ち向かう姿を描いたヒューマンドラマです。彼女は復讐を誓い、将棋界で名声を得た父に挑む決意から、藤堂の指導のもと「初の女性棋士」を目指すことになります。復讐劇と言いつつも彼女には成長や友情、愛情の要素が絡まり、どのように逆境を乗り越えて行くかが見どころです。

プレミアイベントの盛り上がり

イベントの終盤には、誕生日を迎えたキャストへのサプライズもあり、和やかな雰囲気で盛り上がりました。のんは最後に、「この物語が観る人にエネルギーを与え、前に進む勇気を与えることができれば嬉しい」と気持ちを表しました。これからの展開が非常に楽しみです。

番組は、毎週月曜日の夜8時に更新され、ドキドキの復讐劇が無料で楽しめます。将棋がテーマとされる本作品は、伝統を重んじつつも新たな視点からその魅力を伝えていくことでしょう。是非ご覧ください。