マキタスポーツが食道を探求する新刊『グルメ外道』登場
日本のインスタントラーメン界に、新たな波を起こしているのが「10分どん兵衛」です。この食べ方を提案したのは、マキタスポーツさん。彼自身が独自に編み出したこの方法は、業界内外を驚かせ、瞬く間にSNSでもバズリました。本来、どん兵衛は熱湯を注いで3分の待機時間で完成するところ、マキタさんはあえて10分待つことでより一層の美味しさを引き出すことに成功したのです。新刊『グルメ外道』では、そんなユニークな提案から始まり、私たちの食へのアプローチを根底から見直させる内容が盛りだくさんです。
発売日は3月17日。新潮新書からリリースされるこの本は、30年以上にわたる彼の食への情熱を形にした作品でもあります。「10分どん兵衛」の他にも、自身のラジオ番組で語られる「窒食」「50代からの焼肉革命」「志村けんの水割り」など、衝撃的な食理論が満載です。マキタさん自身が「美味しい能書きが詰まった一冊」と呼ぶその内容は、一体どのようなものなのでしょうか。
書籍に込められた思い
この本では、マキタスポーツさんが常に大切にしている「あくまで自分の舌に忠実であること」をテーマにしています。具体的には、彼にとって最も重要なことは、世間の評価や流行に左右されず、自分が本当に美味しいと感じるものを追求していく姿勢です。「大切なのは、テメエが美味いと思うかどうか」という言葉に代表されるように、彼の食へのこだわりは一切妥協を許しません。
本書の内容紹介
『グルメ外道』の中では、ラーメン、カレー、焼肉といったいわゆる「外食」の楽しみ方を独自の視点で解説し、さらにいくつかの新たな食技法、一つ一つに解説を加えています。それは、これまでの常識を覆すものであり、ただ単に美味しいだけではなく、人間の五感を刺激する内容となっています。具体的にどのように食材を調理し、どの段階でこだわりを加えるかを丁寧に記すことで、読み手自身が新たな調理法を試してみたくなる、そんな魅力が詰まっています。
マキタスポーツの経歴
1970年生まれの彼は、芸人のみならずミュージシャン、文筆家としても多岐にわたって活躍しています。映画『苦役列車』での演技が高く評価され、ブルーリボン賞新人賞など数々の賞を受賞。著書には、ジャンルを超えた多彩な内容が揃い、読者を楽しませています。
新刊『グルメ外道』は、食を愛するすべての人に贈る、ただし普通ではない食に関する考えを提供する一冊です。彼のユニークで斬新なアプローチをぜひ手に取って体験してみてください。特に「10分どん兵衛」を試し、その美味しさに驚くことでしょう。マキタスポーツが描く食の真髄を堪能できること間違いありません。