山下美月主演！本屋大賞の名作が舞台化されることが決定

本屋大賞の受賞作が舞台化される！

2023年に出版され、2024年本屋大賞や坪田譲治文学賞を受賞した、宮島未奈のデビュー作品『成瀬は天下を取りにいく』が、ついに舞台化されることが発表されました。主演には、人気女優の山下美月が決定し、その演技力に期待が高まっています。この舞台は、原作の内容を基にしながらも新たに脚本が書き下ろされ、物語の続編『成瀬は信じた道をいく』も織り交ぜたオリジナル作品として製作されます。

舞台は2026年7月に東京のサンシャイン劇場、大阪の南座、そして物語の舞台でもある滋賀県大津市の大津市民会館で上演される予定です。この夏、観客は“かつてなく最高な主人公”成瀬あかりと出会うことができるのです。

山下美月は、成瀬あかりというキャラクターに深く共鳴し、「最高の主人公」という言葉で彼女への思いを語っています。舞台の製作に先立ち、彼女は「成瀬が愛おしくて、羨ましくて、誇らしい。気づけば涙が滲んでいた」と感想を述べ、多くのファンの期待を寄せています。

さらに、原作小説の第3作目、完結編『成瀬は都を駆け抜ける』は2025年12月1日に発売予定です。こちらも注目を集めており、成瀬あかりが京都で新たな仲間と共に成長していく姿が描かれます。この物語では、京大生となった成瀬が直面する恋や友情を通じて、さらなる成長を遂げる様子が期待されます。

物語の中で成瀬は、卒業後の新しい生活に向けてチャレンジし、個性豊かな仲間たちと出会い、その中での大人への一歩を描くこととなります。そして、成瀬に関わるキャラクターたちが、新たな冒険にどのように絡むのか、ファンたちは楽しみにしています。

このように、舞台版でも原作の魅力が存分に発揮され、感動的な青春物語が繰り広げられることでしょう。成瀬の成長物語は、観客の心にも響く内容となりそうです。

また、今回の舞台化により、シリーズ全体への注目も高まりつつあります。宮島未奈の作品は、青年の成長と多様な人間関係をテーマに描かれており、多くの読者に支持されています。舞台がどのようにそのテーマを体現するのか、一層の期待が高まります。

最後に、舞台の製作を手掛けるのは松竹株式会社。豪華キャストと共に届けられるこの舞台が、どのように人々の心に残るのか、ぜひお楽しみに！