2025年第1四半期音楽配信売上が前年超え317億円を達成

2025年第1四半期の音楽配信売上、前年同時期を上回る

2025年の音楽配信市場は、前年同期比で増加を遂げ、317億3,600万円の売上を記録しました。これは前年の同じ期間に比べて102%の伸びを示しています。特に注目すべきは、ストリーミングサービスが市場を引っぱる形となり、全体の約90%を占める293億9,000万円を計上した点です。

音楽配信の内訳

音楽配信売上の内訳は以下の通りです。

ダウンロード

- シングルトラック: 数量847万ダウンロード、金額は13億6,100万円（前年同期比92%、83%）
- アルバム: 数量71万ダウンロード、金額は8億3,800万円（前年同期比93%、84%）
- 音楽ビデオ: 数量3万ダウンロード、金額は1,200万円（前年同期比81%、74%）

ダウンロード合計では921万ダウンロード、金額22億1,100万円（前年同期比92%、83%）の結果でした。

ストリーミング

ストリーミング部門は以下のように成長を見せました。

- サブスクリプション/音楽: 243億4,600万円（前年同期比105%）
- サブスクリプション/音楽ビデオ: 13億8,900万円（前年同期比107%）
- 広告収入/音楽: 18億円（前年同期比82%）
- 広告収入/音楽ビデオ: 18億5,600万円（前年同期比105%）

ストリーミング全体では293億9,000万円で、前年と比較して104%の成長を見せています。

その他

その他の収入は1億3,400万円で、前年同期より61%の減少が見られました。

このデータは、日本レコード協会が加盟社から集計した結果に基づいています。音楽業界は新しい配信方法が普及する中、ストリーミングサービスの重要性がますます高まっていることが浮き彫りになっています。今後の動向が非常に気になるところです。詳細な情報は、日本レコード協会の公式サイトにて確認できます。### 日本レコード協会音楽配信売上四半期数値。
今後も、このデジタル化の波がどのように音楽業界全体を変革していくのか注視していきたいところです。