神戸の下町を舞台にした子どもミュージカル映画『出前少女タンポポ』が公開決定

神戸の下町が舞台のミュージカル映画『出前少女タンポポ』

2026年1月9日(金)より、OSシネマズ神戸ハーバーランドで、神戸を舞台にした子どもが主役のミュージカル映画『出前少女タンポポ』が劇場公開されます。本作は、神戸インディペンデント映画祭が手がけたもので、鬼村悠希監督による作品です。

作品の背景

本作の舞台は、兵庫県神戸市長田区。このエリアで撮影された本作品は、ラーメン店や商店街、さらには地元のダンススクールで少女の成長を描いています。主人公のタンポポ（12歳）は、自身の父親が経営するラーメン店を手伝いながら、出前で訪れた先で知ったダンスに興味を持ち、密かにレッスンを受け始めます。小さなラーメン店で育った彼女が外の世界へ足を踏み出す過程を、感動的なミュージカルシーンと共に描いています。

出演者と制作陣

出演者には、濱口詩茉、佐藤俊作、徳由美子、藤森椿、上田知嗣、ヒラコといった若手俳優が名を連ねています。この映画の音楽を担当するのは、岡本崇で、子どもたちの心を掴む楽曲が特徴です。また、神戸甲陽・音楽＆ダンス専門学校とダンスオブハーツが特別協力しており、地域の教育機関とのつながりを大切にした制作が行われました。

撮影地域とシーン

撮影は、神戸のさまざまなスポットで行われています。具体的には、麺家紅蓮やスナックえりか、そして新長田本町筋商店街など、地域のインフラを活用しており、映画を通じて地域の魅力を伝えています。特にミュージカルのフィナーレシーンでは、大勢の子どもたちが共演し、歓声や笑顔を届けています。子どもたちの生き生きとした表情が、観客の心に響くことでしょう。

劇場公開情報

『出前少女タンポポ』は、2026年1月9日からOSシネマズ神戸ハーバーランドにて上映されます。本作は25分の短編映画で、併映として青春料理バトル映画『キッチンオブドラゴン』と神戸発の短編映画2本が準備されています。この特別な上映にあたって、大人は1200円、子ども（高校生まで）は600円で鑑賞できます。