福岡市民ホール開館記念舞台「見上げんな!」が始動
このたび福岡市民ホールが開館することを記念した演劇「見上げんな!」の上演が決定しました。本公演は、地域文化の振興に向けた新たな拠点となる福岡市民ホールを通じて、多くの市民に愛される作品として誕生しました。
アーティスティックなプロデューサー陣
本作品の脚本を手掛けるのは、福岡を拠点に全国的に知られる劇団「万能グローブガラパゴスダイナモス」の川口大樹氏です。演出は映画界でも高い評価を受けている松居大悟氏が担当し、音楽は元andymoriの小山田壮平氏が担当。これにより、音楽と演劇の垣根を超えた新しい表現に期待が高まります。
豪華キャスト
舞台には、田島芽瑠や神田朝香、酒井善史など、実力派のキャストが揃い、多彩な才能が結集します。それぞれのキャラクターが織りなす群像劇は、観客の心をつかむことでしょう。特に、福岡のアーティストたちが持つパーソナルな視点から描かれるストーリーは、郷土愛を感じさせるものです。
ストーリーの内容
物語の軸は、駆け出しの映像作家・三月が故郷の福岡に帰り、ボーカル失踪によって活動停止中のおじさんバンドのMV撮影を依頼されるところから始まります。メンバーとの心温まるやりとりや、失った自分自身の過去に対する葛藤、アーティストとしての道を探す姿を描く感動的な内容です。
公演日程とチケット情報
公演は2025年4月4日から4月6日までの3日間、福岡市民ホールで行われ、その後大阪、東京でも上演予定です。チケットは前売り5,500円、U25割引もあり、若い人にも楽しめる料金設定です。なお、未就学児の入場はできませんのでご注意ください。チケットは、2月8日から各種プレイガイドで販売されます。
アフターイベントも充実
公演終了後には、小山田壮平によるミニライブが開催されるほか、毎公演終了後には「ガラパ名物 生コメンタリー」が行われます。このイベントは毎回人気が高く、チケット完売が予想されていますので、興味のある方は早めの予約をおすすめします。
鑑賞サポートと託児サービス
観客の皆様に安心して楽しんでいただくための鑑賞サポートや、託児サービスも用意されています。台本の貸出や手話通訳も行われるので、様々な方々が気軽に観劇できる環境が整っています。
地域の文化発展を目指し、心温まるストーリーが展開される舞台「見上げんな!」を是非ともお見逃しなく。福岡の新たな文化の風を感じに、足を運んでみてはいかがでしょうか。