mov株式会社、W fundのプログラムに選定され東南アジア市場進出を加速

mov株式会社が新たな市場への挑戦を開始

東京を拠点とするmov株式会社は、これからの成長を見据え、W fundが提供する「Tokyo ASEAN Bridge」プログラムに選ばれたことを発表しました。このプログラムは、インドネシアを始めとする東南アジア市場への進出を目指すスタートアップ企業に対し、現地での視察やマーケティング支援を行うもので、movにとっては領域を広げる大きな一歩となります。

Tokyo ASEAN Bridgeプログラムの特徴

「Tokyo ASEAN Bridge」は、東南アジアでのビジネス拡大を希望する企業を対象にした支援プログラムです。movは6月にインドネシアへの渡航を予定し、現地企業とのマッチングを通じて、実際の市場のニーズを把握する機会を得ることができます。現地視察に伴う渡航費や宿泊費はW fundが負担し、さらにマーケティングに関しても100万円規模のテストマーケティング費用が補助されるとのことです。これにより、movはより確実な形での市場進出を目指すことができるでしょう。

W fundの役割と背景

W fundは、日本と東南アジア市場間の新たなビジネス機会を提供すべく、日々様々な企業に対して支援活動を行っています。設立以来、日本発の海外挑戦を応援してきた彼らの姿勢は、East Venturesでの投資経験を持つ梅園アマンダ氏のもとでさらに強化され、今夏には本格的に東南アジア市場に対する投資が始まりました。累計130社を超える投資先を持つW fundの取り組みは、企業にとって非常に頼もしい味方となります。

movのビジョンと未来

movのビジョンは、「DELIVER MOVING by MOVE of MOVIE.」です。映画や映像に新たな価値を創造し、収益機会を生み出すことを目指しています。ブロックチェーン技術やAI技術を駆使し、映画関連の様々なビジネスモデルを構築中です。特に注目すべきは、4ヶ月で100作品以上の映像コンテンツを調達するなど、その実績を着実に積み上げています。自社プラットフォームの拡張と共に、7か国・地域と繋がるグローバルネットワークの構築も進めており、特に香港と台湾では最大級の配信プラットフォームと連携したプロジェクトが進行中です。

映像コンテンツの特化したAI技術

movは自社開発のAI字幕翻訳技術によって、映像コンテンツの多様なニーズに応えています。脚本や音声、映像の統合分析を行い、物語の文脈を理解した上で高精度な翻訳を実現する技術は、すでに複数の配信作品で利用されており、業界内での注目を集めています。このような技術革新は、movが描く未来の映像産業への貢献を期待される要素となっています。