アンドロイド・オペラ『MIRROR』記者発表会レポート
2026年5月16日に大阪のフェスティバルホールで開催される「渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ『MIRROR』—Deconstruction and Rebirth—解体と再生—」の記者発表会が1月13日に実施されました。このイベントでは、渋谷慶一郎とAIアンドロイドの「アンドロイド・マリア」、そして関西の最古参漫才コンビ、海原はるか・かなたが登場し、大きな注目を集めました。
アンドロイド・オペラ『MIRROR』の概要
「アンドロイド・オペラ『MIRROR』」は、渋谷が手掛ける新しいオペラ作品で、AI搭載のアンドロイドが歌い、生のオーケストラと電子音、さらには仏教音楽・声明も融合しています。これまでにドバイ万博やパリ・シャトレ座での公演を経て、ついに大阪にその姿を見せることとなります。
アンドロイド・マリアとは?
今回の作品で歌手として出演するアンドロイド・マリアは、独特の存在感を放つ「世界一美しいアンドロイド」と称される新たなキャラクターです。このアンドロイドは渋谷の故妻マリアをモデルとしており、53の関節をモーターベースで駆動することで、有機的で流れるような動きを実現しています。また、即興で歌唱も可能という新しい試みが融合しています。
渋谷慶一郎の意図と背景
渋谷慶一郎は、オペラを新たな形で探求することに強い興味を抱いてきました。過去に発表した「THE END」ではボカロと人間の境界を描きましたが、今回はアンドロイドを使用することで、さらなる新境地を切り開いています。彼は「オペラとはただのエンターテイメントではない、歴史と新しいものの融合が価値を生む」と語っています。
アンドロイド・マリアの可能性
アンドロイド・マリアは、関西弁を学ぶ模様を披露し、その独特なリズム感や柔軟な表現力を持っています。記者会見においては、「大阪は音の粒が跳ねる楽しい街やな」と自身の表現で関西の文化に溶け込もうとしています。また、即興ラップも披露し、これからの公演への期待感を高めました。
漫才との融合
記者発表会には、海原はるか・かなたも参加し、アンドロイド・マリアとの漫才が新たな形で展開されました。アンドロイド・マリアは二人の漫才に対し、「舞台もAIも響き合っている」とリアクションし、関西の笑いの文化とテクノロジーが共演する様子を楽しんでいる様子が伺えました。その最中にはるかの「薄い髪をなびかせる」ギャグには、アンドロイド・マリアも思わず「空気が揺れた」と笑いを取る場面も。
公演の詳細
「渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ『MIRROR』」は、このようにテクノロジーと人間が共創する新しい音楽の形を目指しており、公演は2025年11月の東京公演でデビューし、2026年5月に大阪で初の舞台を迎えます。チケットは2026年1月24日から一般販売が開始されますので、この革新的なオペラを見逃さないようにしましょう。
参加するアーティストや制作陣も豪華で、エレクトロニクスを駆使した新しい試みに期待が寄せられています。私たちはこの新しい表現方法がどのように進展するのか、今から楽しみでなりません。