小泉八雲の怪談を舞台化！関西演劇企画第2弾が開幕

小泉八雲の世界を舞台で体感

2026年春、関西演劇企画第2弾として、小泉八雲の怪談がオリジナル舞台に生まれ変わります。今回は高梨由が手掛けた新作で、伝説的な作家の幻想的な世界観をお楽しみいただけます。このプロジェクトは、吉本興業やネルケプランニングなど、業界の有力企業が一丸となり、関西の演劇界を活性化させることを目的としており、今年で第2回目になります。

プロジェクトの背景

関西演劇企画は、まだ演劇を観たことがない方々にその魅力を伝え、もっと多くの人々が演劇に触れる機会を提供することを目指しています。第1弾では朝ドラ「おむすび」をインスパイアした温かみのある作品を発表し、好評を得ました。この成功を受け、さらなる発展を遂げるために、今回は日本の伝説的作家、小泉八雲の怪談をテーマにしています。

小泉八雲とは何者か

小泉八雲はギリシャに生まれた英文学者で、明治時代に日本に来訪しました。彼は日本の文化に深く感銘を受け、怪談や歴史的物語を収集し、それらを英語で表現しました。特に代表作『怪談』に収められている「雪女」や「耳なし芳一」などは、日本の独特な精神世界を詩的な表現で捉え、多くのファンを魅了しています。今回の舞台では、こうした彼の作品の魅力を新たな形で体験することができるでしょう。

公演情報

大阪公演は2026年3月25日から30日まで、COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで開催されます。東京公演は同年4月3日から12日まで、新宿シアターモリエールで行われる予定です。主演には、ミュージカル『テニスの王子様』で知られる宮脇優が、そして『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage』での活躍が目覚ましい里中将道も出演します。その他、2丁拳銃の小堀裕之・川谷修士や、お笑いのレイチェルなど、バラエティに富んだキャストも揃っています。

今後の展望

作品の詳細やチケット情報については、後日発表される予定です。小泉八雲の不思議な世界観を楽しみながら、演劇という新たな体験をする絶好の機会となりますので、ぜひご注目ください。関西発のオリジナル演劇作品が、どのような形で観客を魅了するのか、期待が高まります。演劇を通じて、新たな発見や感動を与えるこのプロジェクトに、ぜひご期待ください。