新作『ラプソディ』上演
2025-07-16 12:57:23

フライングシアター自由劇場の新作『西に黄色のラプソディ』上演決定!

フライングシアター自由劇場が贈る新たな舞台『西に黄色のラプソディ』



2025年10月20日から27日にかけて、東京・吉祥寺シアターにてフライングシアター自由劇場の新作『西に黄色のラプソディ』が上演されることが決定しました。この作品は、20世紀初頭に生まれたJ.M.シングの喜劇を基に、串田和美が新たに脚色し、演出を行うものです。

物語の舞台とあらすじ


この舞台は、一見普通の田舎の酒場が舞台となっています。物語の主人公は、美しい娘ペギーン。彼女は父親と共に酒場を切り盛りしていますが、ある晩突如現れた謎の男が「父ちゃんを殺しちまった」と語り、村人たちの人気者に。物語はここから急展開を見せ、恋愛や騒動が次々と繰り広げられます。この喜劇は、ユーモアと皮肉が絶妙に織り交ぜられており、アイルランドの田舎の農民たちの生き生きとした姿を描き出しています。

演出と衣裳


串田は1975年からこの作品に魅了されており、これまでに何度も手がけてきました。2025年の新たな演出では、衣裳スタイリングを、デニムを基にしたアート性の高いデザインで知られるブランド「KAPITAL」が担当。伝統的技術に基づきながらも、グローバルな視点で実験的なスタイルを展開する同ブランドの衣裳は、作品に新たな息吹を吹き込むことでしょう。

アフタートークイベント


更に注目すべきは、10月20日と21日の終演後に行われるアフタートークです。アイルランド文化のエキスパートである栩木伸明氏が登壇し、アイルランドの気候や風土、歴史、演劇について語ります。この貴重な機会に、作品への理解をさらに深めることができるでしょう。特に、2日間はアーリーバードチケットを利用できるため、お得に観劇できるチャンスです。

出演者のコメント


キャストの串田十二夜は、四年前に同じ役を演じた経験を踏まえ、「再びこの作品に携われることを嬉しく思います。ユーモアに満ちた喜劇ですので、気軽に観に来てほしい」と語っています。また、内田健司も初めて串田和美の舞台に参加することに意気込みを見せ、「緊張しつつもワクワクしています。自分なりに丁寧に取り組みたい」とコメントしました。

公演詳細


プロダクションとしては、フライングシアター自由劇場が企画制作を手掛けます。主催は有限会社自由劇場と公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団。公演は全8回予定されており、バラエティ豊かなチケット料金が設定されています。

チケットはカンフェティで発売中。一般の通常回チケットは7800円から始まり、U-30やU-18向けの割引チケットも提供されています。

この新作『西に黄色のラプソディ』は、独特なエネルギーを持ったアイルランド文学の名作をどう演じるか、楽しみでなりません。観客たちがこの秋の舞台でどのような笑いと感動を体感するのか、期待が高まります。ぜひ、吉祥寺シアターでの公演にご注目ください。


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