舞台「十二人の怒れる男たち」新訳版がついに上演へ
与えられた使命はただ一つ、全員一致で判決を下すこと。しかし、その内部で繰り広げられる議論は果てしなく深い。名作「十二人の怒れる男たち」が新たに幕を開ける。公演は2025年の3月26日(水)から30日(日)まで、東京・サンシャイン劇場で行われる。
新たなる翻訳と演出
今回の上演にあたり、翻訳は小田島恒志と小田島則子の二人によって行われ、演出はノサカラボの代表である野坂実が担当。この演出家は、アガサ・クリスティの作品や神津恭介シリーズなどの重厚な舞台制作で知られ、緻密な伏線を駆使したシチュエーションコメディでも秀でた才能を発揮している。今回の「十二人の怒れる男たち」がどのように再解釈されるのか、大いに期待が寄せられている。
豪華キャスト陣
キャストには実力派が揃い踏みしており、メインキャストには富永勇也、小波津亜廉、日向野祥、宮城紘大などが名をつらねる。先日新たに発表された陪審員7番には細貝圭が決定。彼らの演技は、観客に緊張感と感動をもたらすこと間違いなしだ。
ストーリーの深み
舞台の設定はある殺人事件の裁判で、被告である18歳の少年が父親を殺すとされている。最初の投票では11人が「有罪」と唱える中、たった一人の陪審員が「無罪」と主張。異議を唱えることから始まる議論は、証拠や証言の再検討へとつながり、次第に陪審員たちの先入観や偏見が浮き彫りになっていく。
公演概要
【公演日程】 2025年3月26日(水)〜30日(日) - 26日(水)18:30 - 27日(木)13:00 / 18:30 - 28日(金)13:00 / 18:30 - 29日(土)13:00 / 18:30 - 30日(日)13:00
【会場】 サンシャイン劇場(豊島区)
【チケット】
- - 特典付傍聴席13,500円
- - 傍聴席12,000円
- - 一般席11,400円
- - 一般席9,900円
【特典】
観劇回数に応じたリピーター特典あり。特典の詳細は公式サイトにて確認が必要だが、直筆のサイン入りグッズなど、嬉しいポイントも多い。
注意事項
未就学児童は入場不可、また車椅子で来場される方は事前連絡が必要。詳しい情報は公式サイトまたはSNSにて随時発信される。
これまでの舞台とはまた異なる視点から描かれる「十二人の怒れる男たち」、是非この機会をお見逃しなく!