プリツカー賞受賞建築家が創る新たな時計のデザインが日本上陸

建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞した著名な建築家たちが、独自のフリーハンドデッサンを基に腕時計を手掛けるプロジェクト『Architects of Time』が、2025年7月に日本で始まる。このプロジェクトは、スイスの腕時計ブランドCAUNYの新たな挑戦として注目を集めている。

プロジェクトの背景

『Architects of Time』は、2022年にCAUNYによって発足。約100年の歴史を持つ同ブランドは、常に革新的な時計を創造することで知られ、多くのファンに愛されてきた。2025年には、日本の建築界を代表する安藤忠雄氏がプロジェクトに参加し、国内展開を本格化させる。

参加建築家の紹介

このプロジェクトには、4人の名建築家が参加している。まず、ポルトガルの建築家アルヴァロ・シザは、1992年にプリツカー賞を受賞。彼の作品は国際的に高く評価されており、独自のデザイン哲学も持っている。シザが手掛けた時計は、薄型ケースと美しいミラー仕上げが特徴。

続いて、スペインのラファエル・モネオ。彼は過去50年の建築界で最も影響力のある人物のひとりであり、数々の重要なプロジェクトを手掛けた。モネオの時計には、プラド美術館とのコラボレーションから生まれたデザインが反映されている。

次に紹介するのは、ポルトガルのソウト・モウラ。彼は建築学において多くの国際賞を受賞しており、特に彼の作品はシンプルでありながら機能的で美しい点でも評価が高い。モウラがデザインした時計は、優雅さが際立っている。

最後に、日本の安藤忠雄。彼は独自の建築スタイルを確立し、打ち放しコンクリートや自然光を活かした作品が有名。安藤の時計は、そのシンプルさとポップなデザインから、目を引く存在となるだろう。

時計の魅力

『Architects of Time』プロジェクトで生み出された時計は、それぞれの建築家が持つ独自の視点が反映される。例えば、シザの時計はぬくもりのあるデザインが特徴で、時間を知る楽しさを感じられる作品になる予定だ。

開発には、時計製造の伝統を尊重しながら、現代的な要素を取り入れることが求められている。CAUNYは、特に素材や技術にこだわり、高品質な商品を提供することを目指している。

発売と取扱店

これらの時計は、2025年7月30日（水）から全国の美術館やミュージアムショップ、時計専門店にて販売される。各店舗によって取り扱う商品が異なるため、事前に確認が必要だ。独特なデザインの時計を手に入れるチャンスを是非お見逃しなく。

CAUNYについて

CAUNYは1927年に設立されて以来、スイスの高品質な時計の制作に取り組んできた。創業者たちの独創性によって、ブランドは多くの人々に愛され続けており、時計製造において確固たる地位を築いている。今日まで続くその伝統を大切にしながら、『Architects of Time』のプロジェクトは新たな歴史を刻もうとしている。詳細は公式サイトで確認できる。