若者の入浴事情
2025-10-14 12:58:05

若者の入浴事情とサウナ利用に関する調査結果を発表

若者の入浴事情とサウナ利用に関する調査結果



マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークが、20歳から34歳の男女を対象に実施した「若者のお風呂に関するアンケート調査」の結果が10月9日に発表されました。この調査では、近年特に注目されている「風呂キャンセル界隈」という言葉についてと、それに関する若者たちの入浴傾向やサウナの利用状況を探りました。

風呂キャンセル界隈とは?



「風呂キャンセル界隈」とは、理由もなく入浴をしない日が数日間続く様子を指す言葉で、SNSで広がりを見せています。この言葉が生まれてから早くも1年が経過しており、今では多くの若者が共感する概念として定着しているようです。「今日は疲れたから風呂をキャンセル」という意識が浸透してきているのは、忙しい社会生活を送る現代の若者の一コマを象徴しています。

一方で、同じ世代の中にはサウナブームも存在し、「ととのう」という言葉や、「熱波師」などの専門用語が普通に使われるようになっています。このような2つの異なるトレンドが同時に進行している様子は、非常に興味深いものです。

調査結果のハイライト



アンケート調査の結果から、入浴しない理由が特に目立った点がいくつか挙げられます。まず、女性の入浴しない理由の4割以上は「めんどくさい」という答えが多く、さらに「疲れて入浴する気力がない」という理由も3割強が該当しました。興味深いのは、入浴もしないがサウナも利用しない男性の中には、入浴しなかった際に気になる身体の部位がないと答えた人が多い点です。これは、男性にとって入浴がさほど重要視されていないことを示していると言えます。

入浴をしない層の中でも、サウナに行く層と行かない層では、入浴しなかった際の行動が大きく異なることが分かりました。入浴もしない男性の多くは、入浴しない日には何もしないと答え、逆にサウナに行く層は「翌日に入浴をする」と答える割合が多かったのです。

入浴しない日もある若者たちのライフスタイル



入浴しない日があると回答した若者たちが何を考えているかを掘り下げると、その多くが「翌日に入浴する」と考えていることがわかりました。しかし、入浴もしないサウナにも行かない若者の中には4割以上が「何もしない」と答えており、その状況は男女でも異なりました。入浴しない男性の半数が何もしないという回答をする一方で、女性は約3割強という結果でした。

また、入浴しなかった日はどのようなことが気になるのかについて、入浴しなかった場合に気になる身体の部位としては、「汚れ」や「べたつき」が挙げられました。特に、女性はその傾向が顕著で、入浴もサウナも利用しない男性は、特に気になる部位がないという結果が目立ちました。

風呂キャンセル界隈の定義と日数



「風呂キャンセル界隈」の定義に関して、「特に理由はなく、入浴をしない日がある」と答えた人が3割強であり、入浴する時間はあるものの、面倒くさいから入浴をしない人も3割弱いることが分かりました。また、この「風呂キャンセル界隈」を具体的に何日間のことを指すのかという質問には、4割強の人が「2~3日間」と答えています。

まとめ



今回の調査から、若者のライフスタイルや価値観が反映された入浴行動が浮き彫りになりました。忙しい日常の中での「風呂キャンセル」の現象は、一見ネガティブに捉えがちですが、同時に若者たちの自己管理やリラックス方法との相関も見える部分があります。現代の若者たちがお風呂をどのように捉え、どのように時間を使うのか、今後も注目が必要です。


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