藤巻亮太感謝ライブ
2025-03-17 18:34:17

故郷・山梨で心温まる感謝のライブを開催した藤巻亮太

藤巻亮太の「THANK YOU LIVE 2025」が心温まるステージを披露



2025年3月9日、春の訪れを感じる暖かな日差しが降り注ぐ中、山梨県甲府市のYCC山梨県民文化ホールで藤巻亮太のライブ「THANK YOU LIVE 2025」が開催されました。このライブは、名曲「3月9日」から始まる恒例のイベントであり、今回は藤巻の故郷での開催ということで特別な意味を持つものでした。

藤巻亮太ライブ

新たな「3月9日」の物語の始まり



昨年は東京・日比谷の大音楽堂で行われたこのライブが、今年は藤巻の故郷に舞台を移したことは、21年目の原点回帰を印象付けるものでした。今年のテーマは新たな「3月9日」の物語。この日は、地元ファンにとっても特別な日となり、温かい声援に包まれた雰囲気の中、始まりました。

1曲目は「紙飛行機」。エネルギッシュなバンドの演奏に乗せて、藤巻の歌声が心に響きます。続いて披露された「Weekend Hero」から「ハロー流星群」にかけて、バンドは一体感を持って演奏し、最前線にいるギタリストの近藤寿が飛び跳ねる姿が印象的でした。このパフォーマンスからは、藤巻亮太というアーティストを支えるバンドの強力な絆が感じられました。

旅情をテーマにした心温まる楽曲たち



藤巻は、今回のライブの中で感謝の気持ちを強調し、「みなさんへの感謝を伝える『THANK YOU LIVE』、今年は地元・山梨です」と述べると、観客からは「ただいま!ありがとう」という温かい声が返ってきました。続く「ドッグイヤー」から「名もなき道」、「太陽の下」と、旅情を感じさせるスローバラードの数々が披露され、まさに藤巻らしいスケールの大きさを感じさせました。席全体がオレンジの柔らかい光に包まれ、曲と共に観客も心癒される瞬間が広がりました。

バンドメンバーもそれぞれMCを行い、親しみやすい雰囲気が会場を一層盛り上げました。特にヴァイオリニストの吉田篤貴が加わったことにより、楽曲はより奥行きが生まれ、聴く者を惹きつけてやみませんでした。「マスターキー」や「花びらのメロディー」が流れると、観客はどっぷりと音楽に浸り、感動の波が押し寄せました。スローテンポでありながらもリズミカルなドラムとキーボードのコラボレーションは、特に心に響きました。

新曲から定番曲へ、心を奪う演出



ライブの途中、藤巻は新曲「真っ白な街」を披露しました。東京の地名が盛り込まれた詩は、冬の情景を描きながらも切ない別れの情緒が込められています。続いて、この時期にぴったりの「粉雪」へと流れる演出は見事で、冬の実感が鮮烈に再現されました。特に、壮大なミラーボールの演出が会場を一層華やかにしていました。

「雪とともに冬は終わりました。ここからは春めいた曲をお送りしたいと思います」と語る藤巻から、披露されたのは新アルバムのリードトラック「桜の花が咲く頃」。この曲には希望が込められ、苦しさと歓びが共存する春の空気を感じさせました。観客は揃ってタオルを回し、熱気が広がります。「ゆらせ」を皮切りに、盛り上がる中で「朝焼けの向こう」が披露されると、観客は総立ちで楽しみました。

感動のフィナーレ



ライブのクライマックスに迎えた「3月9日」では、藤巻が自身の思いを涙ながらに語りました。「この曲が生まれた土地で歌えていることに感謝しています」と言葉を添え、彼の情熱が会場を包みました。感動的な拍手と歓声が響き、アンコールでは「ありがとう」が流れ、最後に「儚く脆いもの」を披露し、生命の尊さが前面に出た素晴らしい演出で締め括られました。

フィナーレでは、メンバー全員で手を繋ぎ観客に挨拶をし、惜しみない拍手を浴びました。故郷の温かさに包まれた藤巻亮太は、まさに幸せに満ちた約2時間でした。この日がまた特別な思い出となり、来年の再会を心待ちにさせるようなライブでした。

今後の予定



藤巻亮太はこの後も「Live Tour 2025」と題したツアーを行い、さらには9月には「Mt.FUJIMAKI 2025」が控えています。次世代へと受け継がれる音楽の旅は続きます。楽しみが尽きません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 藤巻亮太 THANK YOU LIVE 山梨

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。