生きがい実態調査
2025-05-19 18:31:13

生きがい実態調査が示す若者から高齢者までの幸せの瞬間

生きがいを感じる瞬間と日常の幸せ



このたび、ソニー生命保険株式会社が実施した「生きがい実態調査」の結果が発表されました。この調査は、10代から70代までの幅広い年代を対象に、インターネットリサーチを通じて行われ、1,400名の有効な回答が集められています。調査の結果からは、さまざまな興味深い数字が浮かび上がってきました。

生きがいの重要性



調査によると、全体の93%が「生きがいを感じる瞬間は人生において大切」と回答しています。しかし、一方で生きがいを実感していると答えた人は61.1%にとどまり、4割近い人が生きがいを感じられていないことが明らかになりました。特に、10代では74%が生きがいを実感しているのに対し、40代では51.5%と、年代による違いが見られます。

生きがいを感じる瞬間ランキング



生きがいを感じると答えた人に対し、彼らがどの瞬間に生きがいを感じるかを尋ねたところ、1位が「美味しいものを食べているとき」で47.4%、2位が「旅行」の46%、3位が「温泉などのリラクゼーション」の25.4%という結果が出ました。この中でも特に10代は「美味しいものを食べているとき」が1位で、「推し活をしているとき」が続いています。

生きがいを持つためのコツ



生きがいを実感している人たちが継続していることとして上位に挙げられたのは、「金銭的無理をしない」(34.7%)、「体力的無理をしない」(28.9%)、及び「十分な睡眠をとる」(26.0%)という項目です。金銭的にも体力的にも無理をせず、有意義な時間を過ごすことが生きがいを感じ続ける秘訣のようです。

生きがいの活動経費と頻度



調査によると、生きがいの活動には年間平均約10万円が費やされ、活動は年間平均153.5回行われていますので、1回あたりの費用は約700円程度になることが分かりました。これにより日常的な活動がしていますが、無理なく楽しむことで生きがいが築かれていることがうかがえます。

日常の幸せを感じる瞬間



生きがいを感じる瞬間は、「日常の中でささやかな幸せを感じたとき」と答える人が多数を占めています。たとえば、子どもとの他愛もない会話や、ペットの安らかな様子を見守る時間など、小さな幸せが日常に溢れています。さらに、生きがいがないと感じる人の82%も日常の中に幸せを感じていると回答しており、日常の瞬間が生きがいにつながる可能性を示しています。

生きがいを見つけるために



生きがいを感じることは個人の幸福度にも関連しており、調査では生きがいが「ある」と答えた人の自己評価は7.1点であるのに対し、「ない・わからない」と答えた人の自己評価は5.4点と差が見られました。日常の小さな幸せに気づくことで、自己評価も向上することが分かりました。

まとめ



この調査は、生きがいとは特別な瞬間だけでなく、日常生活の中にこそ多く存在していることを教えてくれます。生きがいを感じられていないと感じる人も、身近な小さな幸せが自分の生きがいに繋がる可能性があることに改めて気づかされました。心豊かな生活を送るためには、日常の中で楽しみを見つけることが大切です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

関連リンク

サードペディア百科事典: ソニー生命保険 生きがい 実態調査

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。