Tロケが新しいロケ地を登録
東日印刷株式会社が提供するロケ地サービス「Tロケ」が、京都市にある「紫明会館」と東京都八王子市の「旧修道院」を新たに登録しました。これらのロケ地は、映像制作の場として非常に魅力的な特徴を持っており、今後の映画やドラマの制作に多大な可能性をもたらします。
紫明会館の魅力
紫明会館は昭和7年に建設された、国の文化財に指定されている重要な建物です。この建物は、鉄筋コンクリート構造の3階建てであり、外壁に施されたスタッコ塗やアール・デコ風の意匠が特徴的です。また、講堂や和室を完備しており、教育的な使用が可能です。
この会館は、昭和初期の企業や役所のスタイルを反映しているため、歴史的なバックグラウンドを持つシーンに適しており、撮影作品に深みを与えることができます。紫明会館は、過去の歴史を感じさせる一方で現代の作品と対比させることで、観客に新たな視点を提供します。
旧修道院の神秘性
一方、八王子市に位置する旧修道院は、静寂の中に広がるミステリアスな雰囲気が魅力です。かつては修道院として利用されており、回廊や礼拝堂、板張りの廊下など、独特の空間を作り出しています。現在では、さまざまな映画やドラマに適した設定として使われています。
旧修道院の特徴である静けさや不思議な魅力は、特にホラーやミステリージャンルの作品にぴったりです。視聴者を引き込むための、独特な舞台を提供してくれます。
昭和レトロなロケ地の魅力
今年は「昭和100年」と「戦後80年」という節目の年であり、懐かしい日本の文化や風景に対する関心が高まっています。Tロケには、紫明会館や旧修道院に加え、他にも多数の昭和レトロなロケ地が登録されています。
三淵邸甘柑荘
例えば、神奈川県小田原市に位置する三淵邸甘柑荘は、昭和初期に建設された数寄屋造りの別荘です。茶室や芝庭、柑橘系の植栽が美しさを引き立て、朝ドラのヒロインのモデルとも縁がある歴史のある家屋です。
大田区の木造校舎
また、東京都大田区には戦前の学校建築を思わせる貴重な木造校舎が残っています。現在では会議室や高齢者・子ども向けの施設として利用されており、子どもたちの学び舎や昔懐かしい風情を持ったシチュエーションでの撮影が可能です。
まとめ
Tロケは、今後も魅力的なロケ地の登録を推進し、多様なニーズに応える映像制作の場を提供し続けます。空いている施設や余剰のオフィススペースなどの利用が可能ですので、ロケ地登録やお問い合わせをお気軽にお寄せください。詳細は
Tロケ公式サイトをご覧ください。