新アート体験
2025-08-12 18:16:24

池袋駅で新たなアート体験が始まる「#Jack in Signage」プロジェクト

池袋駅で新たなアート体験が始まる「#Jack in Signage」プロジェクト



株式会社アートチューンズが2025年6月30日、池袋駅にて新しいアートギャラリー「#Jack in Signage(ジャック・イン・サイネージ)」をスタートします。このプロジェクトは、日々多くの人々が交わる巨大ターミナルとして知られる池袋駅を舞台に、アート作品を展示する画期的な試みです。

池袋駅は、国内外から訪れる265万人もの利用者を抱え、特に乗り換えを目的とした通行者が76%を占めています。このような大規模な人流があるからこそ、公共の場でのアート展示がもたらす影響は計り知れません。多様な文化的背景を持つ人々が交差するこの場所で、新しい形のアート体験を提供することが「#Jack in Signage」の目的です。

第一期「#Jack in Signage:PUBLIC EXHIBITION」



最初のフェーズは2025年6月30日からスタートし、公共空間での展示「#Jack in Signage:PUBLIC EXHIBITION」が行われます。具体的には、池袋駅の中でも特に人々の往来が激しい、東武線とJR山手線の改札口前に設置された「池袋オレンジロードビジョン」や、「池袋中央通路ツインピラー」でアーティストの作品が展示されます。

アーティスト神楽岡久美の作品は、昼夜問わず常に行き交う人々の目を引くでしょう。また、ZENの作品は、人々が集まる待ち合わせスポットで見ることができます。多くの人が足を止め、アートとの思わぬ出会いを楽しむことでしょう。

第二期「#Jack in Signage:Research in PUBLIC」



さらに、2025年10月27日からは「#Jack in Signage:Research in PUBLIC」と題した第二期が始まります。このフェーズでは、街の人々の声をリサーチし、それをアートに変換するという新たな試みを行います。都会というフィールドをリサーチの場として捉え、観客の反応を取り入れた実験的なアート体験を提供します。

展示場所は池袋駅構内の主要な二つの交差点であり、通行人が自然にアートを体験できる場となります。特に、ツインピラー周辺では一日あたり約12万人が通過するため、視覚的な刺激が無意識に影響を与えることが期待されます。

アーティストの紹介



「#Jack in Signage」に参加するアーティストには、神楽岡久美とZENが名を連ねています。神楽岡久美は、現代アートにおいて社会と身体性を探求し、リサーチを重視した作品で知られています。彼女の代表作『美的身体のメタモルフォーゼ』は、人間の歴史と身体の関係を深く考察しています。

一方、ZENは、プロパルクール選手としても知られるアーティストで、都市空間と身体性の関係をテーマにした作品を展開しています。近年では、セルフポートレートや映像を通じて、自身の身体を媒介にした新たなアート体験を創出しています。

どのようにアートが私たちの日常に影響を与えるのか?



アートと社会をつなぐ架け橋として、「#Jack in Signage」プロジェクトは、ただの展示にとどまらず、アートが日常に取り入れられる様々な可能性を提示します。アートを通じて、利用者の意識に新たな視点を提供し、都市生活を豊かに彩ります。

このプロジェクトが起点となり、より多くの人がアートに親しむきっかけを生み出すことが期待されます。これからは、私たち一人ひとりが芸術家であるべき時代がすぐそこに来ているのかもしれません。


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