暑さを乗り切る新しい体験、遮熱デニム「HEAT SHIELD DENIM」の魅力と誕生背景

暑さを乗り切る革新的なデニム「HEAT SHIELD DENIM」の魅力

株式会社世界文化社の人気雑誌『Begin』と、革新的な衣類ブランド「COVEROSS(カバロス)」が手を組んで、新たなデニム「HEAT SHIELD DENIM」が登場しました。このデニムは猛暑の中でも快適に過ごせることを目的としており、今後のデニムのスタンダードになることが期待されています。

遮熱機能と多機能性を両立

この「HEAT SHIELD DENIM」の最大の魅力は、その生地にあります。経糸にはオーガニックコットンを、肌に触れる面には鉱物である翡翠を練り込んだ独自のポリエステル糸が使われており、遮熱性能はもちろん、接触冷感、抗菌防臭、UVカット、さらには吸水拡散といった多機能が共存しています。そのため、どんな季節でも快適に着用できます。

見た目はダークインディゴカラーで、夏の日差しのもとでも安心して着ることができるデザインです。そして、男女を問わず多様な体型にフィットするシルエットを実現し、ウエスト調節が容易なウェイビングベルトや、スマホが収納可能な2分割ヒップポケットなど、デザイン性にも優れています。日常生活の中で「これがあったら便利！」と感じるような工夫がちりばめられています。

新しい育て方、デジタルと連携

さらに、業界初となるICタグを利用したサービス「tsukumo」との連携によって、デニムを楽しむ新しい形を提案しています。携帯電話をヒップにあるレザーパッチにかざすことで専用WEBページが立ち上がり、デニムがどのように作られたのか、使用した水やCO2排出量、エネルギー消費量といったESG（環境・社会・ガバナンス）スコアが表示される仕組みとなっています。

この新たな試みのおかげで、デニムを着ることが単なるファッションではなく、「育てる」という楽しみまでも提供するのです。加えて、将来的には専用アプリを通じてデニムの着用回数や出かけた場所などの情報も見える化され、自分のデニムとの関係性が深まることが期待されています。

世界初の発信地での突然の注目

この「HEAT SHIELD DENIM」は、大阪・関西万博でも大きな話題となり、COVEROSS Wの生産背景が紹介されました。登壇者の九州大学馬奈木俊介教授がESGインパクトを見える化するスタートアップ「aiESG」の代表を務めており、彼の研究による科学的データがデニムの価値を一層高めています。