忌野清志郎のメッセージ
2026-09-08 18:31:12

忌野清志郎から未来へ継承される平和へのメッセージ!

7月24日から26日の間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催された「FUJI ROCK FESTIVAL'26」。その最終日、7月26日に行われたのが「忌野清志郎 PEACE SONGS」という特別なステージです。このユニークなコラボレーションには、Nagie Laneのメンバーであるmikako、mayu、baratti、シンガーソングライターの片平里菜、そして暴動クラブの釘屋玄、マツシマライズ、鈴木壱歩が参加しました。また、ゲストボーカルには藤原さくらとROY(THE BAWDIES)も加わり、会場は熱気に包まれました。

このイベントの根幹にあるメッセージを語ったのは、バンマスのbaratti。彼は「このプロジェクトを通じて、多くの方々から忌野清志郎についての話を聞く機会が増えた。」と語り、彼の歌がどのように彼自身や周囲の人々と結びついているかを強調しました。清志郎の歌を歌い継ぐことが、このユニットの重要なテーマであると伝えました。

開演時には、清志郎の名曲「田舎へ行こう」が流れる中、出演者たちが次々とステージに現れます。1曲目として演奏されたのは「アイ・シャル・ビー・リリースト」。ウクレレベースを手にしたbarattiや、アコギを演奏するmikako、タンバリンを叩くmayuといった多彩な楽器でのアレンジが印象的でした。片平里菜の力強い歌声が観客の心に響き、歌詞の持つメッセージが一層深く伝わります。今年は東日本大震災と原発事故から15年が経過。歌に込められた想いが、より鮮明に感じられました。

2曲目には、原子爆弾をテーマにした「LONG TIME AGO」が披露され、リードボーカルを広島出身の釘屋玄が担当。mayuの熱いハープ演奏に観客も興奮を隠せません。続く「デイ・ドリーム・ビリーバー」では、観客のコーラスを誘導し、会場内に一体感が生まれます。

演奏の合間に、彼らはアカペラで「世界中の人に自慢したいよ」を披露し、新たな感動を与えました。このスタイルでのカバーは初めての試みで、その美しいハーモニーは観客の心を打ちました。「JUMP」の演奏後、片平里菜は清志郎のメッセージをを伝え、「愛し合っていれば何もいらない」と力を込めました。

フィナーレには、清志郎の「イマジン」をゲスト全員で歌唱。忌野清志郎の意訳とジョン・レノンのオリジナルのコラボレーションにより、幅広いメッセージが届けられました。この瞬間は、観客全員にとって貴重な体験となりました。

コンサート全体のアレンジはbarattiが手がけ、彼の独自の視点で新たな息吹を注ぎ込みました。忌野清志郎の楽曲とそれぞれのアーティストの個性が融合し、新しい形の音楽が生まれる瞬間を見逃すことはできません。

今年のフジロックでは、多くのアーティストがメッセージを届けましたが、「忌野清志郎 PEACE SONGS」のステージは特に印象的で、グリーンステージに負けないほどの力強いメッセージを伝えました。未来へと続く清志郎の歌が、今もなお人々の心に響き続けています。

Writer:秋元美乃
Photographer:小野田麻里 (アトミックカフェ)


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