永田滉太朗選手がマンオブザマッチ!
ポルトガル・UDオリヴェイレンセに所属する19歳の若きサッカー選手、永田滉太朗がまた一歩、プロ選手としてのキャリアを積み上げました。彼はポルトガル2部リーグ第18節のペナフィエル戦において、プロ入り2ゴール目を決め、さらにマンオブザマッチにも選ばれました。この試合は1月21日(火)に行われ、日本時間の午前3時にキックオフされました。
今シーズンの活躍
永田は今シーズンすでに公式戦14試合に出場しており、チームの中心選手としての地位を確立しつつあります。彼のポジションはトップ下で、ますますスタメンに定着している状況です。この試合も含め、数多くの素晴らしいプレーを見せていました。
決勝ゴールは圧巻!
悪天候の影響でピッチコンディションが悪かったにもかかわらず、永田選手はその左足を生かして、何度もチャンスを創出しました。この日彼が決めた決勝ゴールは特に印象的で、1-1の同点で迎えた65分。コーナーキックのこぼれ球を狙ってペナルティエリア外で待機していると、期待通りボールがやってきました。
永田選手は強烈なミドルシュートを放ち、相手GKの手をかすめてゴールに決めました。この「値千金の一発」は、チームにとっても非常に重要な得点となり、首位を突き放すチャンスを見事に演出しました。
結果はドロー
永田は73分までプレーし、その後交代。残念なことに試合は2-2のドローに終わりましたが、彼の活躍は板についていました。
選手のコメント
この試合後、永田選手はマッチパフォーマンスについて振り返り、「ペナフィエルは開幕戦の相手で、その時はベンチ外だったため、今回は悔しさを晴らすつもりで臨みました。また、首位のチーム相手にどれほどできるか、という高いモチベーションを持ちました。」と語りました。
得点シーンについては、「コーナーキックでこぼれたボールに反応して、密集した状態で思い切って振ったら、うまくゴールになったので良かったです。」とコメント。さらには、「マンオブザマッチは前回のマリティモ戦で獲得したかったので、秘かに狙っていた分、嬉しかったです。これからも活躍を続けて、またマンオブザマッチを取れるように頑張ります。」と意気込みを語っていました。
日本のファンやサポーターへのメッセージもあり、「オフシーズン中ですが、ぜひDAZNでオリヴェイレンセの試合を観ていただけると嬉しいです。これからも頑張ります!」と力強く語る姿が印象的でした。
マルチクラブオーナーシップ
永田選手の活躍の背景には、Jリーグの横浜FCを保有する株式会社ONODERA GROUPの存在があります。この会社は2022年にUDオリヴェイレンセの経営権を取得し、日欧マルチクラブオーナーシップに挑戦しています。この取り組みを通じて、日本の若者たちに国際的な舞台での挑戦の道を提供しようとしています。
横浜FCとオリヴェイレンセの共同プロジェクトは、日本サッカーの発展に貢献する重要な役割を果たしています。これからも多くの選手が国際舞台で活躍する姿を期待したいところです。