音楽界の未来
2025-08-05 13:45:40

音楽界の未来を切り開くCEIPAとトヨタの共創プロジェクト始動

CEIPA x TOYOTA GROUP “MUSIC WAY PROJECT”の始動



音楽業界の主要団体が協力し、CEIPA(カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会)とトヨタ自動車による“MUSIC WAY PROJECT”が東京で始まりました。最初のセミナーは2025年7月22日、トヨタ自動車の東京本社で開催されました。

このプロジェクトは、若者たちが日本音楽の未来を切り開く道を共創し、グローバルな発信を推進することを目的としています。5月には、MUSIC AWARDS JAPAN 2025の公式イベントでプロジェクトの開始が発表され、バークリー音楽大学との連携が強調されました。セミナーは毎月1回開催され、バリエーションに富んだテーマで進行する予定です。

セミナーの内容と参加者の反響



セミナーは満席のトヨタ自動車東京本社B1Fホールで行われ、CEIPAの専務理事栗田秀一が開会の挨拶を行いました。彼は「このPublic Seriesで音楽業界のグローバル化を進め、参加者で共に成長していきましょう」と呼びかけました。

続いて、YouTube Japanの音楽パートナーシップディレクター鬼頭武也氏が登壇し、受講者に向けたウォーミングアップセッションを提供。彼は“想いを届ける「ことば」”に焦点を当て、言葉の選び方や文化的背景の重要性についてのポイントを紹介しました。

海外進出のためのデータ活用



メインセッションとして、バークリー音楽大学の教授アレクサンドル・ペリン氏が登場し、音楽データの分析とアーティストの海外進出における重要性を講義しました。ストリーミング時代において、データからアーティストのファン層や市場を把握する方法について説明し、インディペンデントなアーティストでも活用できるデータ分析手法を紹介しました。講義はシンプルで実践的であり、今後のシリーズへの期待感を高める内容でした。

韓国音楽市場の最新事情



次のセッションでは、韓国の音楽業界についての専門家たちが集まり、マーケティング戦略やアーティスト育成についての考察を行いました。HYPEER Inc.のCEOジェイデン・ソン氏は、K-POPのファンダム構築に関するポイントを説明しました。

また、プロデューサーSJ氏が日本人アーティストの海外進出戦略に関する具体例を挙げ、韓国におけるライブ市場の現状についての見解も示しました。Cecilia氏が登壇し、韓国のライブ文化やプロモーション方法について語りました。

懇親会での交流



セミナーの終了後には、懇親会が設けられ、参加者と講師が直接交流する場が設けられました。この機会で「出会い」「学び」「チャンス」を体験した参加者たちは、次回のセミナーへ向けた期待を新たにしました。

次回のセミナー情報



次回は2025年8月14日に開催される予定で、タイ市場に焦点を当てたセッションが実施されます。バークリー音楽大学提供のビデオ講義による、専門家によるマーケティング戦略が予定されています。音楽業界の未来に興味のある方は、ぜひ参加を検討してください。


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