絵本と音楽の融合
2025-09-30 10:30:36

専門学生が絵本の世界で音楽制作!新たな産学連携が誕生

専門学生が描く音楽の未来



東京都世田谷区、二子玉川の「PLAY! PARK ERIC CARLE」は、エリック・カールの絵本『はらぺこあおむし』をテーマにした特別なキッズパークです。2026年には開園から5年目を迎え、さらなる魅力向上を図ろうとしている中、この施設が東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)と手を組み、「館内公式BGM制作プロジェクト」を開始することが発表されました。
この新たな産学連携モデルは、教育機関とエンターテインメント施設が協力することで、学生に実社会での貴重な体験を提供することを目的としています。

PLAY! PARK ERIC CARLEの取り組み



PLAY! PARK ERIC CARLEは、訪れる子どもたちに絵本の世界を体感させるための多彩なエリアを提供しています。多様なアトラクションと活動が揃い、子どもたちが遊びながら学び、成長する手助けをしています。5周年を迎えるにあたり、施設内で流れる音楽の制作が計画され、これによりパークの世界観をより一層引き立てる音楽を生み出すことになります。

学生への影響と産学連携の意義



このプロジェクトには、作曲やレコーディング、DJなどの分野に特化した学生たちがチームを作り参加します。学生たちはそれぞれの専門知識を持ち寄り、共に音楽を創り上げる過程を通じて、クオリティの高い作品を目指します。

特に注目すべきは、音楽制作に関する実践的なスキルを得るだけでなく、チームでの協力や進行管理を学ぶ機会が与えられることです。授業の枠を超えて、リアルな制作現場での経験が 学生に即戦力となりうる貴重な知識をもたらします。

初回オリエンテーションの概要



このプロジェクトの開始にあたって、2025年10月9日には初回のオリエンテーションが行われます。オリエンテーションでは、PLAY! PARK ERIC CARLEのスタッフが直接プロジェクトの詳細を学生に説明し、どのような音楽を必要としているかを伝えます。これを通じて、学生たちは具体的な制作の方向性を把握することができ、質疑応答を行うことでより多くの学びを得ることができます。

また、当日の模様はアーカイブ配信されるため、参加できない学生も後日プロジェクトに参加するチャンスがあります。報道関係者の取材も受け付けており、その様子が広く知られることとなるでしょう。

今後のスケジュールと発展性



プロジェクトは2025年11月から本格的にスタートし、学生による施設見学や初のデモ制作に入ります。2025年12月にはレコーディングの様子が撮影され、2026年1月には学内でのコンペティションが予定されています。選定された優れた作品は、最終的に施設で流れる公式BGMとして利用されます。

社会的意義と未来の展望



このプロジェクトによって、学生たちは実際のプロの現場での経験を積むと共に、PLAY! PARK ERIC CARLEに訪れる親子たちは、絵本の魅力とともに特別な体験を楽しむことができます。さらに、この試みは地域の文化発信の一環としても機能します。
専門学校として地域と深く結びつく機会は限られている中、この新しいモデルケースは、教育とエンターテインメントの融合が生む価値の一例となるのです。今後も新たなプロジェクトを企画し続ける予定で、地域社会における文化交流の促進を期待しています。

学校長のコメント



「このプロジェクトは、学生が学校の枠を超えて社会で経験を積む貴重なチャンスです。子どもたちの思い出を形作る音楽の制作に関わることは、技術や創造力の向上に繋がります。多様な意見を活かし音楽を完成させる体験は、卒業後のプロのキャリアに必ず役立つでしょう」と学校長の渡辺敦子氏は語りました。

最後に



未来のアーティストたちによる新しい音楽の試みが、どのようにして子どもたちの心に響いていくのか、ぜひ注目してほしいです。教育とエンタメの連携が生む新たな文化に、期待が高まります。


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