青山星灯篭開催
2025-08-26 13:06:43

青山で蘇る伝統行事「青山星灯篭」が今年も開催!

令和な青山での伝統行事「青山星灯篭」がやってくる!



今年で9年目を迎える「青山星灯篭」が、北青山の複合施設「ののあおやま」を会場に、2025年の9月13日(土)から15日(月・祝)にかけて開催されます。このイベントは、江戸から明治時代初期にかけて行われていた青山の伝統的なお盆行事を再現するものです。今日ではその名を聞くことが少なくなったこの行事ですが、浮世絵に描かれるほどに親しまれていた青山の風景と、人々の思いを現代に甦らせます。

青山の歴史を感じる「青山星灯篭」



青山星灯篭は、旧暦7月に青山地域で行われていた行事を基にしています。竹竿に提灯を高く掲げる姿は、夜空に無数の星のように幻想的に輝いたことで知られています。そこには、先人たちの想いと共に、逝ってしまった人々や土地の記憶が詰まっています。今年のイベントを通じて、参加者がその想いに触れ、青山らしいライフスタイルを再考するきっかけを提供することを目指しています。

134年の歴史を持つ「山陽堂書店」の特別出展



青山星灯篭において、重要な役割を果たすのが「山陽堂書店」です。こちらは134年もの歴史を有する老舗で、4代目の遠山秀子さんの尽力によって、浮世絵『諸国名所百景 東都青山百人町 星燈篭』が復刻されました。江戸時代の技術を受け継ぐ高橋工房によって、木版画が再現されており、パンフレットやポスターを通じて、当時の文化に触れることができます。

青山通りを彩るライトアップと地域のコラボレーション



2017年に地域の有志によって再興された星灯篭は、年々その数を増やし、今年は約40基の灯篭が青山の街中を灯します。「ののあおやま」の他にも、賛同する近隣の「きらぼし銀行本店」や「3rd MINAMI AOYAMA」などに灯篭が設置され、青山通り全体が家族連れや友人同士で訪れる人々を迎え入れます。

文化的な催しが盛りだくさん



星灯篭に合わせて興味深いイベントも多数用意されています。

  • - 夜空の影絵ウランダランダ(9/13) 影絵師・川村亘平斎と打楽器奏者の小林武文が魔法使いの物語を描き、お子様から大人まで楽しめる幻想的なステージを提供します。

  • - 星降る森の茶会(9/14) お茶の世界と現代アートを融合させた特別な茶会が催されます。亭主となる和多利有氏による一期一会の体験が、さらなる感動を与えます。

  • - しばふ能(9/15) 自然の中で能楽を楽しむ機会も。初心者向けのレクチャーがあるため、気軽に能楽に触れることができます。

  • - 灯篭絵付けワークショップ(9/13-9/15) 来場者が自ら描いた灯篭は、夜の会場を温かい光で包み込みます。このワークショップでは、青山小学校の6年生の作品も展示され、地域の子どもたちとのつながりも感じられます。

  • - 星灯篭の縁日(9/13-9/15) 縁日では、楽しいアトラクションやら、愛媛からのポン菓子実演も行われ、家族連れで楽しみながら青山の伝統に触れられる機会がたくさんあります。

お問い合わせと公式情報



青山星灯篭の詳細については、公式HPやInstagramをご覧ください。ご家族や友人との思い出作り、地域の文化に触れる素敵な機会をお見逃しなく!イベントは全て無料で楽しむことができます。正式な予約サイトでも簡単に事前に申し込みができるので、ぜひチェックしてみてください。

公式HP: 青山星灯篭公式

Instagram: @aoyama_hoshidoro


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