特別な三線の誕生
2025-03-17 18:34:59

HYと職人たちが作り出した特別な三線の物語が始まる

HYと職人たちが共演する特別な三線の誕生



HYが25周年を迎え、特別な三線が誕生しました。このプロジェクトには、被災した輪島の漆芸職人、沖縄の三線職人、京都の女子大生が携わっています。彼らは白化サンゴという珍しい素材を使い、まさに“そこにあるべきではない三線”を形にしました。その完成した三線は、特別なメッセージと共に、HYが主催する音楽フェス「HY SKY Fes 2025 & 前夜祭」において初公開されました。

プロジェクトの背景



本プロジェクトは、株式会社クロステック・マネジメントと京都の美術商KANEGAEが推進する“KOGEI Next”から生まれました。2024年7月15日の「海の日」にスタートしたもので、白化サンゴを塗料や装飾の一部に使用した世界に一台の三線を制作するという、伝統工芸の新しい在り方を提案しています。白化サンゴは環境問題の象徴でもあり、その使用は意図的です。

HYのメッセージ



前夜祭のパネルディスカッションには、京都女子大学の前崎教授とHYの名嘉俊が登壇しました。前崎教授は、「白化サンゴを使用した三線は、本来は存在してはいけないものです。この三線を見てもらうことで、環境や文化の課題について考えるきっかけにしてほしい」と語りました。

名嘉俊は、「この三線があることで問題意識を感じてもらえたら嬉しい。多くの人が関わり、バトンを受け渡しながらこの三線が完成したことに感動しています」と述べています。

特別なパフォーマンスと映像公開



そして前夜祭では、HYが完成した三線を演奏し、プロジェクトのテーマソング「そこにあるべきでないもの」を披露しました。この曲のSpecial Movieも初公開され、HYが演奏する様子が映し出される中で、プロジェクトの意義も深く語られました。Special Movieは3月14日21時にKOGEI Next公式YouTubeチャンネルで公開され、大きな反響を呼んでいます。こちらから視聴できます!

三線の独自のデザイン



「そこにあるべきではない三線」のデザインには、HYメンバーの直筆イラストが活用されています。そのイラストを元に、沖縄のあい染職人や輪島の漆芸職人が独自の技法で表現を施しています。これにより、ただの楽器ではなく多くの物語を語る存在になっています。

未来を見据えた文化の継承



このプロジェクトは、環境問題への意識を高めるだけでなく、日本文化と工芸の魅力を再発見し、国内外に広めることを目指しています。HYは、地域に根ざした音楽を全球へ届けることに力を入れており、このプロジェクトもその一環です。

HYはこれからも、音楽を通じて社会貢献を続けていきます。今後もこの特別な三線と共に、さまざまな取り組みを進めていくことでしょう。大切な文化を次世代に受け継ぐために、ぜひ多くの人々にこのメッセージが届くことを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: HY 三線 白化サンゴ

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。