高知県の森保全活動
2025-10-20 10:14:16

高知県の「協働の森づくり」に参加したオンワード社員の活動とは

高知県の「協働の森づくり」に参加したオンワード社員の活動



株式会社オンワードホールディングスは、日本一の森林率を誇る高知県において、森林保全の活動を行っています。これは地域と企業の協働を通じて持続可能な森林の再生を目指す「協働の森づくり事業」の一環です。今回、同社の社員23名が高知県の協定森林「土佐山 オンワード “虹の森”」で活動を行いました。

この協同プロジェクトの背景には、持続可能性を重視する企業活動があり、2008年にオンワードがアパレル業界として初めてパートナーズ協定を締結。以来、約17年間にわたって地域住民と協力しながら森林の保全に取り組んできました。高知県は84%という日本一の森林率を誇り、地域と企業が手を取り合うことで、森林再生と地域交流を促進しています。

活動の概要



今回の活動は、10月9日(木)と10日(金)の2日間にわたって行われました。参加した社員たちは、間伐作業を行い、必要な樹木を伐採することで森林の健康を保つ手助けをしました。また、高知県林業環境政策課から森林の役割や間伐活動の重要性についての講義を受講し、ヒノキのトレイを手作りするワークショップも体験しました。このワークショップでは、地元の専門家による指導のもと、実際に木材を使用して作品を作る楽しさを学びました。

さらに、地域の方々との交流会を通じて、地域社会とのつながりを深める機会も得られました。社員たちは自然と協働することの重要性を再認識し、地球温暖化防止や生態系保全といったテーマについて学ぶ貴重な体験ができました。

参加者の感想



参加した社員の一人は、間伐の必要性を理解し、循環利用の重要性について考えさせられたと述べています。「植える」「育てる」「間伐を行う」「適材適所で使う」といったサイクルの意義が、森林保全にとってどれほど大切かを実感したと言います。また、異なる部門の社員同士の交流を通して、多様な視点を学ぶ機会があったことも報告されています。

別の社員は、間伐作業を通して自分たちの労力が地球や地域の安全に寄与することを再認識したと述べました。森林保全は単に自然を守るだけではなく、その土地で生活する人々の生活にも大きな影響を与えることを再確認し、チーム全体のスキル向上に向けた取り組みの重要性を強調しました。

今後の展開



オンワードホールディングスは、「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」という理念のもと、今後も持続可能な活動を推進していく意向を持っています。地域とのさらなる連携を深め、地球と共生する企業として成長し続けることを目指しています。

「協働の森づくり事業」について


この事業は、地域と企業が協力し、持続可能な森林を守り育てる取り組みです。参加者は、協力の大切さや地域貢献の喜び、そして自然環境に対する責任を実現するための活動に取り組んでいます。地域の人々との絆を深めることで、この美しい地球を次世代に引き継ぐことができるのです。

森林の大切さを学んだオンワードの社員たちがどのようにこの経験を活かし、また地域と共に成長していくのか、今後の活動が楽しみです。


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