インディーズ音楽シーンの新星たちが選出
2025年4月、渋谷で開催される都市型音楽フェス『SYNCHRONICITY』に、堂々と名前を刻むことになったインディーズバンド「水平線」と「こがれ」。今回は彼らがどのようなバンドで、なぜこのフェスに選ばれたのかを深掘りしていきます。
選出アーティストの決定
SYNCHRONICITY’25 実行委員会とTOKIO TOKYOの運営チームによる厳正な選考の結果、二組のアーティストが選ばれました。この選考には多くの応募がありましたが、彼らの楽曲と独特な世界観が際立っていました。
「水平線」は、京都からやって来た4人組のロックバンドで、その音楽は古き良き日本のロックとUKオルタナティブの影響を受けています。スケール感のあるアンサンブルと巧みなコーラスが魅力です。一方、「こがれ」は東京を中心に活動するスリーピースバンドで、心に響くメロディが特徴。シンプルな楽器編成ながらも力強いロックサウンドが印象的で、彼らの詞には人間の弱さや孤独についての深いメッセージが込められています。
コラボレーションの背景
今回の企画『ハコからSYNCHRONICITY』は、年々進化を遂げる都市型音楽フェス『SYNCHRONICITY』と、渋谷のライブハウス『TOKIO TOKYO』とのコラボレーションから生まれました。このフェスは「CREATION FOR THE FUTURE – 未来へつなぐ出会いと感動」をテーマに、2005年から毎年開催されてきました。
20周年を迎える2025年は、過去最大規模で11会場で行われるため、出演アーティストにとっても大きなチャンスとなります。また、『TOKIO TOKYO』は1,000組以上のアーティストが出演してきた実績を持ち、インディーズアーティストの成長を支援する活動にも力を入れています。
コメント
SYNCHRONICITYの代表、麻生潤氏は「フレッシュなアーティストたちが演奏するTOKIO TOKYOとのコラボレーションは本当に嬉しい。水平線とこがれがこの企画の第一弾アーティストに選ばれたことを誇りに思います」と語ります。HYPE株式会社の橋本代表取締役も「素晴らしいバンドに晴れ舞台を用意できて嬉しく思う」と熱い思いを述べています。「水平線」の最新曲「シリウス」と、「こがれ」の「アンコール」にも期待がかかります。
選出アーティストの魅力
「水平線」は、特にライブアンサンブルにおけるコーラスワークが光ります。田嶋と安東の二人が共作する楽曲には、日本のロックシーンへの強いリスペクトが込められています。
一方で「こがれ」は、彼らの歌詞の中に人間の持つ複雑な感情が描かれています。日本のバンドから受け継がれた影響を感じさせる彼らの音楽は、聴く人に深い共感を呼び起こします。
SYNCHRONICITYについて
『SYNCHRONICITY』は、音楽だけでなく、アートパフォーマンスや映像、デザインが融合した文化的な祭典です。グリーン電力を使った開催も行われ、持続可能な未来をテーマにした新たな試みに取り組んでいます。今後の音楽シーンにおいても大きな影響を与えるこのフェスティバルに、彼らがどのように挑むのか、期待が高まります。
しっかりとした全体像を持った『SYNCHRONICITY』で、インディーズアーティスト「水平線」と「こがれ」がどのように旋風を巻き起こすのか、見逃せません。ライブ当日の彼らのパフォーマンスには、多くの期待と熱い応援が寄せられることでしょう。