雅楽と現代音楽の融合!『伝統と革新3』公演が開催
2025年11月17日(月)、東京オペラシティリサイタルホールにて、雅楽と現代音楽を追求する『Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble 2025公演 伝統と革新3』が行われます。演奏者たちが持つ理念のもと、伝統に新たな息吹を吹き込むこの公演は、必見のイベントです。
チケット販売開始
チケットは2023年8月1日(金)10:00からカンフェティにて販売を開始しています。普通席は5,000円、学生席は2,500円となっています。全席自由なので、早めの購入をお勧めします。
受賞歴を誇るNMGE
NMGEは2024年第16回「創造する伝統賞」を受賞したことでも話題です。この賞は、日本の伝統文化を守り、発展させる活動に対して贈られるもので、彼らの努力が評価された証です。この公演では、2023年にも演奏した武満徹の名作「秋庭歌」に再度挑戦し、進化した演奏をお届けします。さらに、中堀海都が手掛けた組曲「星霜」の全楽章披露も予定されており、期待が高まります。
プログラムの魅力
演奏会のプログラムは、伝統と現代を融合させた内容が盛りだくさんです。最初のセクションでは、雅楽の伝統を受け継ぐ曲が演奏され、特に「神楽歌より《早歌》」などが聴きどころです。次に、武満徹の「秋庭歌」、さらに中堀海都の「星霜」が披露されます。この流れによって、古典と現代の音楽がどのように繋がっているかを実感することができるでしょう。
中堀海都の挑戦
中堀海都は、14歳から作曲を始め、2023年からは3年かけて組曲「星霜」の制作に取り組んできました。この作品は、武満徹の「秋庭歌」に深く影響を受けており、彼の音楽からインスピレーションを受けた作品です。中堀海都は、この作品を通じて、未来の雅楽の姿を提示しています。今回の公演では、「星霜」全楽章の初演が行われるため、ファンにとって貴重な機会となるでしょう。
NMGEの活動方針
NMGEは、2020年にコロナ禍の中で結成され、伝統を重んじながらも新しい領域に挑戦する演奏家たちです。彼らは、伝統と現代を結びつける形で雅楽の新境地を切り開こうとしています。舞台と客席の枠を超えた演奏スタイルは、観客に新たな体験を提供し、深い感動を呼び起こします。
終わりに
雅楽と現代音楽が交じり合う『伝統と革新3』の公演は、ただの演奏会ではなく、文化の新しい可能性を探る企画です。新たな伝統を創造することで、未来へと続く雅楽の姿を形作っている彼らの演奏は、私たちにとって貴重な機会です。ぜひ、この歴史的な瞬間を見逃さずに、チケットを手に入れてその目で確かめてみてください。